濱田岳&山下美月が“じゃない方”を演じる!「不倫とか関係なく、怜子ちゃんと雅也さんに共感できる部分も多い」<「じゃない方の彼女」インタビュー>

濱田「クスッとした笑いがある温かい気持ちになる作品」

【写真を見る】第1話場面写真 (C)「じゃない方の彼女」製作委員会


雅也を振り回す怜子は、天然魔性系女子。最初は気に留めていなかったが、彼女の行動がどんどん気になっていく。

山下:これまでもあざといキャラはやってきたんですが、それとはまたちょっと違う…。すごくいい子で素直だし、腹黒くない。あと距離感バカですよね(笑)。人のパーソナルスペースに入るのがすごく上手で自然なんです。

濱田:本当にあざとくないよね。そして不思議ちゃん過ぎない。怜子ちゃんが身近にいたら多分困っちゃうと思う。ただ美月ちゃんはこう言ったら何だけど、すごいハマリ役だと思う。セリフ回しも絶妙なあんばいですごいし…。

山下:あまり作り過ぎないように気を付けています。ナチュラルにかわいいと思ってもらえるといいな。

濱田:そんな怜子ちゃんに雅也はただ振り回されるだけ。身から出たサビだけど、ずっとピンチ。きっと胃が痛くなって臭い息とかしてるはず。後半なんてもしかしたら、ピンチになり過ぎて気絶しているかも(笑)。

山下:でも濱田さん自身はいい匂いですよね。私、勝手にほんわかしたイメージを持っていたのですが、匂いは何かすぐに気付きます。

濱田:香水はつけてるけど、大丈夫?そんなこと言って。心配しちゃうよおじさんは。現場はみんな美月ちゃんの笑顔に癒やされているんだよね。怜子ちゃんのカメラ目線のセリフのとき、カメラマンさんと「かわいい」を連呼しているから。

山下:現場はすごく仲良くて楽しいです。こんないい雰囲気だから、きっとすてきな作品になっているはずです。

濱田:不倫がテーマだけど、クスッとした笑いがある温かい気持ちになる作品だと思います。女性陣の美しさと男の滑稽さを笑ってください。

取材・文=玉置晴子