――この舞台で本格的な歌唱にも初挑戦されました。
正直、自分の歌唱レベルは「当たり障りないぐらいかな?」くらいだったのでチャレンジングなお仕事だったんですけれども、やっぱり人前で歌うのは緊張するけどうれしいし、どこか心地良く感じている自分もいて。またどこかで挑戦したいと思わせてくれる良い機会にもなったので、私の中で「―グレートプリテンダー」という作品は、大きな大きなターニングポイントの一つになった気がしています。
――4月期ドラマ「着飾る恋には理由があって」(TBS系)で演じた横浜流星さんふんする駿の元彼女役・葉菜も物語の良いアクセントになっていましたね。
本当ですか、良かった! 最初は(ドラマに登場する)元カノ=嫌な子っていうイメージでいたんですけど、台本をいただいたら想像以上にいい子だったから「あれ?」って(笑)。この現場も、とても楽しかったです。
――山本さんの次の女優としての目標は?
作品を重ねるごとに増えていっているんですけど、まずは「EXTREME ACTION」を経験させていただいたことで、今後もさらにアクションを磨きたいなと思いました。あと昨年で言うと配信ドラマ「誰かが、見ている」(Amazonプライム・ビデオ)で三谷幸喜さんのシチュエーションコメディーに出させていただいて。そこでナチュラルな自分を出せるコメディー作品の魅力を知って。そして「グレートブリテンダー」では改めて生の舞台の良さを実感して。…私、やっぱりお芝居とアクションがしたいんですよね。だから最終的に今のものすごく具体的な目標を挙げると、アクションもあってお芝居もあって、たまに歌もある劇団☆新感線さんの作品に出たいんです…! ここ数年ずっと思ってはいたんですけど、あまり口にはしていなくて。でも思っているだけではずっと叶わないので、そろそろちゃんと口に出していこうかなと(笑)。
――どんどん言っていきましょう!
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