「名言大賞」に選ばれたのは「地面が満開になったね!」。受賞者が、自転車で息子を保育園に送っていたとき、地面に散った桜の花びらを見て息子が言った言葉だという。
この作品について、上白石は「なんだか幸せの見つけ方みたいなことを教えてくれる言葉だなと思いました。息子様の柔らかな発想と感性の豊かさも素敵ですし、周りの大人の方々の接し方も素敵なんだろうなというのを想像しました。これからも息子様がすくすくと育たれることを願っております」と優しい言葉を寄せた。
表彰式の最後には、「本当に素敵な言葉ばかりで。こんなふうに素敵な言葉が生まれてるのがうれしいですし、それを素敵だなと思われて応募された皆さんの気持ちも素敵だと思います。それを称えて賞を送ってという表彰自体も素敵だと思いました。本当に一生覚えておきたいような言葉がたくさんありましたし、私もこれから日常に潜む名言を探していきたいと思いました」と、言葉の大切さに思いを馳せながらあいさつをした。
表彰式後は新CMを披露。CMでは、普段から手書きが好きだという上白石自身が書いた「ドキドキする来年を書こう。」という文字が使われているシーンもある。司会者が「お人柄がわかる優しい…素敵な文字ですね」と言うと、上白石は恐縮しながら「母に感謝です(笑)」と返答。
「母とか中学時代の親友がすごくきれいな字を書く子で、教室に通ったことはないですけど、身近な人に字を教えてもらったので感謝してます」と照れながら説明した。
最後にイメージキャラクターとしてメッセージを求められた上白石は、「あなたも高橋になりませんか?」と、CM中のフレーズ「上白石も高橋です」をアレンジした名言を放った。記者席から笑い声が起こると「今、思いつきました!」といたずらっぽい笑顔を見せ、会見場を和やかなムードで包んだ。