米倉涼子、積み重ねたシリーズ作を振り返り「“これで終わりなんだ”と思って号泣したこともあった」<ドクターX・インタビュー>

2021/10/14 13:00 配信

ドラマ インタビュー

群れを嫌うフリーランスの天才外科医・大門未知子を演じる米倉涼子撮影=富田一也/スタイリスト=栗田泰臣/ヘア&メーク=佐藤郁江

シリーズ誕生10年目を迎えた「ドクターX~外科医・大門未知子~」(毎週木曜夜9:00-9:54※初回は夜9:00-10:09、テレビ朝日系)の新シリーズが、10月14日(木)スタート。

米倉涼子演じるフリーランス外科医・大門未知子が、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描く。

まだまだ「ドクターX」がやりたいと思った

「『これで終わりなんだ』と思って号泣したこともあります」と振り返る撮影=富田一也/スタイリスト=栗田泰臣/ヘア&メーク=佐藤郁江


主演の米倉は、復活に大きな喜びを感じている。

「撮影初日から皆さんのエネルギーをすごく感じました。『ドクターX』の現場は皆さんがいい意味で真剣にふざけている。この空気はどこに行っても味わえないものですね。皆さんのエネルギーを浴びながら、私もちゃんと楽しんでいかないといけないなという気持ちになりました」

長い歴史の中で、米倉にとって忘れられない思い出がある。

「第5シーズンで未知子(米倉)が倒れたときに、『これで終わりなんだ』と思って号泣したことがあるんですね。それまで新しいことをどんどんやっていきたいと思っていたタイプで、連続ドラマのシーズンを重ねていくことを経験したことがなかったんです。あのときは、まだまだ『ドクターX』がやりたいと思ったし、もっとみんなと一緒にいたいと思った。あの感情は多分シーズン1や2だけじゃ味わえなかった気がします。“『ドクターX』はこうありたいよね”というみんなの思いが一つの大きな塊となって、ここまで作ってきた感覚がありますね」

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