――20年以上の芸人人生でさまざまな経験をされたと思います。ここからは昔のお話を聞いていきたいと思います。
津田:いつの間にか20年経っていました。こんなに長く続けているとは想像していなかったです。振り返ってみれば長いですけど、体感的にはあっという間に感じます。
ユースケ:始めた当初は20年も先のことは考えてなかったもんな~?とりあえず売れてテレビ出てみたいってくらい。お笑いはずっと好きやったけど、自分たちができるとも思ってなかったんで。
――そんな中で、どういういきさつでお笑いを始めることに?
津田:ほんまに勢いです。どちらからともなく「やってみよか」言うて、NSCに入りました。そのときもう23歳で、同期の中で僕らが一番年上やったんで、遅くスタートしたことへの戸惑いはめちゃくちゃありました。
ユースケ:高校卒業してすぐ入る人が多かったんです。
――一緒に入学したものの、それぞれ相方を探そうとはならなかった?
津田:詳しくなかったから、最初にコンビ組んで入るもんやと思っていました。周りと年が離れていたから、ユースケ以外の人と仲良く喋る感じでもなかったし、人見知りでもあるから、周りのこと知らんし、おもろい奴はそんないてないな~って印象(笑)。卒業してから、あいつおもろい!って感じることはいっぱいありましたけど…。
ユースケ:僕は、在学中からあの人うまいな、おもろいなと思うことはありましたよ。
津田:!! ちゃうんです、僕人見知りやからです(笑)。
ユースケ:でも津田以外と組もうとは考えたことなかったです。地元の同級生やからNSC内で出会って組んだ子たちと比べて絆あったし。この二人で評価してもらいたいって思いが強かったです。
――芸人として初めてぶち当たった壁は?
ユースケ: NSC時代「今宮戎神社マンザイ新人コンクール」の予選に出るために、社内で開催される選考に残らないといけないんですけど、ずっと落ちてたことかな。なんであいつらは通って僕らは落ちてんねやろ、おもしろいはずやのにって。
津田:僕は「M-1グランプリ」で同世代のコンビがどんどんいきだしている時は、焦りが強かったです。
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