――同世代の女優さんたちが多くいらっしゃる現場ですが、皆さんから刺激を受けることなどありますか?
同世代の方が集まってお芝居する環境というのが久しぶりだったので、同世代が集まったからこそ出る空気感が新鮮でした。撮影初日に、それぞれが自分のキャラクターの立場やドラマ内での役割をしっかり自分に落とし込んでいるという雰囲気を感じたことが、すごく刺激になりました。
せっかちだったり、天真らんまんだったり、温厚だったりと確立されているキャラクターが存在する中で、自分はどういう立ち位置のキャラクターになろうかな?とさらに考えさせられたので、そういった点では同世代の方とお芝居させていただけることが楽しかったです。
――中村さんが実際に起きたゾクっとしたホラー体験はありますか?
最近のことを振り返ってみたのですがホラー体験はないですね…。ちょっとしたことでも腰が抜けてしまうくらい怖がりなので、怖いものに対して絶対に見ないように目を背けてきました。もしかしたら、気が付いてないだけかもしれませんけど(笑)。
――「レディスコート葉鳥」には、作詞家、秘書、アナウンサー、医師、小学校教師、雑誌編集者、動画配信者というさまざまな職業の女性たちがそろっていますが、中村さんがこの中でやってみたい職業を挙げるならどれですか?
それぞれ責任のある職業なので選ぶのは難しいですけど、強いて挙げるなら作詞家に興味があります。自分の言葉でその時々の感情や自分の年齢ごとに感じた状況などを日記のように書きためておけて、なおかつ、将来それを見返した時に「私、この時はこんなことを考えていたんだ、感じていたんだ」というふうに思い出せることができるので、作詞家は興味深いなと思いました。
――2021年も残り3カ月ですが、振り返ってどんな上半期でしたか?
ちょっと「言霊」にも通じる話なんですが、「アクションが好きです」という話を以前から現場のスタッフさんや取材の時に口に出していたんです。そういうのもあったからなのか、今年、アクションの話をいただくことができました。また、写真集なども初めて出すことができ、自分がやりたいと思ってきたことが実現できた上半期になりました。
――10月16日(土)放送の第2話は栞が見どころになる回だと思います。第2話の見どころと、栞の注目ポイントを教えてください。
2話は住人たちが恐怖に押し寄せられる緊迫した状況がさらにヒートアップし、結構ホラー要素は盛りだくさんだと思います。「記憶にありません」というせりふがあるんですけど、それを言ったことで負の連鎖が巻き起こってしまいます。謎の霊にどんなふうに栞が巻き込まれていくのかを楽しんで見ていただけたらうれしいです。
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