アイドルグループ・SUPER☆GiRLSの前島亜美が、3月31日、東京・EX THEATER ROPPONGIにて行われたライブイベント「SUPER☆GiRLS『前島亜美 ~Graduation☆Ceremony~』」でグループを卒業した。
12歳のときオーディションに合格してSUPER☆GiRLSの第1期メンバーとなった前島は、7年間にわたってグループの中心メンバーとして活躍。昨年からはリーダーも務めてきた。
この日、まず前島亜美がひとりでステージに登場。「『なぜ今卒業するの?』と思う方も、きっと沢山いると思います。間違って伝わってほしくないと思うのは、私にとってSUPER☆GiRLSは本当に大切なグループだということです。この(卒業という)決断をしたからには、私の人生に責任をもって新しい道で頑張っていきたいと思いますが、スパガの飛躍を心から願っていますし、メンバーみんなの幸せを、特に1期のメンバーには幸せになって欲しいなと思っています」と“スパガ愛”を強調した後、「(活動期間の)7年間を感謝を胸に、精一杯最後まで頑張ります」と宣言して、ライブがスタートした。
他メンバーも登場した後は、オーディション時から歌い続けている「絆デイズ」、シングル曲「女子力←パラダイス」「MAX!乙女心」「赤い情熱」など全7曲のパフォーマンスを披露。
最後はファンに向けて「前島亜美を愛してくれた、すべての皆さんに感謝しています。SUPER☆GiRLSの“あみた”としてやりきりました。本当にありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えていた。
なお、記者会見では卒業理由について「(SUPER☆GiRLSの)リーダーになってから新しいグループを見ることになって、グループの将来、自分の将来を考えて、いいタイミングなのかなと思って」決断したと説明。
4月以降は一旦休養に入ったあと、8月から舞台「煉獄に笑う」(東京、大阪で公演)への出演が決定。演技を中心にソロとして活動を続けていく。
◆ステージ上で他メンバーが前島亜美に語ったメッセージ
長尾しおり「前島さんには(加入後)夏にいっぱいご迷惑をおかけしてしまって…。いろいろなことがあったんですけど、前島さんに注意してもらったおかげでここまで成長できました。これからもっと成長できるように頑張るので、前島さんも頑張ってください」
阿部夢梨「9カ月間、憧れの前島さんと一緒に活動することができたことは、私にとって人生の宝物です。前島さんの夢、ずっとずっと応援しています。大好きです」
尾澤ルナ「夏とか、大変なときに一番相談乗ってくださって、3期メンバーのことをここまで成長させてくれたのは、あみたさんの言葉があったからだと思います。これからもずっと大好きです」
石橋蛍「あみたさんでSUPER☆GiRLSを知ったので、あみたさんと同じステージに立てたことは夢のようで幸せな時間でした。ずっとあみたさんの大きな背中を目標に頑張っていくので、あみたさんも頑張ってください」
木戸口桜子「私は、あみたさんに憧れてiDOL Streetに加入して、SUPER☆GiRLSに入ったときにも『これから一緒に頑張ろうね!』って言ってくれて、私はこれでどこまでも頑張れるなって思いました。あみたさん、これからも頑張ってください」
内村莉彩「あみたさんから、アイドルとしてはもちろん、人間としてもたくさん学ぶことができて、一緒に活動できたことは本当に本当に人生の宝物です。大好きです。ずっと応援してます」
浅川梨奈「私があみたさんを知ったとき、あみたさんは小学生で、同じ小学生が頑張っている姿を見てすごく刺激を受けたし、尊敬していて…。同じグループに入ってからはいろいろとあったけど、何かあるときに『大丈夫?』と声を掛けてくれたのはあみたさんでした。たくさん支えられてたくさん学ばせてもらって、私もいつか、あみたさんを支えられるような存在になれればいいなって思ってたんですけど…。これからも学んだことは一生忘れず、SUPER☆GiRLSを守っていきます」
渡邉幸愛「あみたさんは、私にとってずっと憧れの存在でした。唯一、同い年メンバーでもっともっと仲良くなりたかったし、"あみ"って呼びたかったです(会場爆笑)。卒業した後、新しい道に進んだら『あみ』って呼べるくらいの人間になりたいです(前島が『呼んで』と笑顔で語りかける)。本当に7年間、iDOL Street、SUPER☆GiRLSを引っ張ってきてくれて、ありがとうございました。あみたさんがいたから、今このグループがあると思います。ずっと大きな背中を見せてくれて、ありがとうございました。これからはSUPER☆GiRLSを引っ張っていけるような存在になれるように、私も頑張っていきます。」
溝手るか「7年間ずっと一緒にいて、仲間というよりも、メンバーというよりも、 なんか家族みたいな不思議な感じで…。いるのが当たり前で、泣きたいときに一緒に泣いて、うれしいときは一緒に喜んで、この7年間、どの思い出を思い出しても、いつもあみたがいた…。だから、あしたから同じステージに立てないんだと思うと寂しいです。同期だし、年下だけど、いつも尊敬してたし、いつも真ん中にいたあみたに甘えてたところもあったなと思う。あみたと過ごしてきた7年間を誇りに思うし、すごく幸せだったよ。お互い夢をかなえて、またこうして一緒に何かできる日が来たらいいなと思う。メンバーじゃなくなっても大切な仲間だから、何かあったときは連絡してね」
田中美麗「あみーちゃんとは、オーディションのときからチームが一緒で、私が話しかけたのがきっかけで仲良くしてくれて、一緒にSUPER☆GiRLSになって、最初は同じ関東に住んでたこともあって、“あみれい”で一緒に原宿デートしたり、プリクラ撮ったり、普通の女の子がしそうなことを一緒に経験して…。そんなあみたが立派になってグループを引っ張っていて頼もしかったし、SUPER☆GiRLSに前島亜美がいるのが当たり前だと思ってて。そんな中(自分が)休養してしまい、復帰したら、一緒にステージに立てるのは今回だけだと知って、とても後悔しました。これからももっと踊りたかったと思ったりもしたけど、あみたが決意したことを応援したいと思います」
宮崎理奈「まさか自分よりも先に卒業しちゃうと思ってなくて、まだ受け入れたくない、それくらいスパガにとってあみたは大事な存在で、スパガ=前島亜美だって私は思ってます。そんな、あみたが作ってくれたSUPER☆GiRLSを、1期、2期、3期で守っていくので、あみたにはやりたいことをやって、幸せになって欲しいなって思います。私もあみたみたいに強い人間になれるように頑張るので、これからも道は違うけど頑張って行きましょう」
渡邉ひかる「あみたは最年少としてSUPER☆GiRLSに入ってきたけど、気がついたらセンター、エースとして頑張ってて、グループを引っ張ってて、刺激を受けたし尊敬してました。私が何か悩んだとき、苦しかったとき、まっすぐな言葉で『ひかるちゃんのこと好きだよ』『ひかるちゃんのダンスが好きだよ』と言ってくれた言葉に支えられてました。その分、あみたに何かできたのかな?と思うと分からないけど、私があみたがずっと大好きだし、こうして思いを伝えることができてうれしいです。これからもずっと仲間だし、連絡してください」
志村理佳「あみたは何でも器用にこなすしみんなの前では強いあみたでいるけど、本当は弱いし不器用なところもあって、だからひとりで抱えちゃうし。でも『エース』『センター』『リーダー』で、iDOL Street、SUPER☆GiRLSを背負ってきてくれて。そんなあみたのこと、全然支えてあげられてなくて本当にごめんなさい。卒業しても、メンバーがいるし、これだけのたくさん応援してくれる人がいて、卒業してもひとりじゃないよ。今まで、頑張ってきれくれた分、これからはあみたのペースで歩んでいってください」
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