芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を、弱冠 26 歳・新進気鋭の若手監督・首藤凜による脚本・監督、主演・山田杏奈で映画化した「ひらいて」が2021 年 10 月 22 日(金)より劇場公開。
2012年に発表された小説「ひらいて」は、女性層からの支持が熱い綿矢作品らしく高校生の思いつめた恋心、暴走する想いを描き、人間の根源的な愛を問う文芸少女のバイブルとなった。
学校でも優等生でビジュアルも良く人気者の「愛」。恐れを知らない彼女の熱い恋心は、彼の「恋人」にまで向けられ、物語は三角関係だけにとどまらない方向へと進んでいく。
そんな本作は、エキセントリックでありながらも切実な純愛を描き、いかなる恋愛映画も及ばなかった境地に行き着く、青春映画の系譜を飛び越えた作品に仕上がった。
すでにキャストとして、人気者の少女・愛に、2019年の映画「小さな恋のうた」に出演、今年もすでに「准教授・高槻彰良の推察」(フジテレビ系)などのドラマに続々出演している“ネクストブレイクタレント”山田が演じる。
そんな彼女が思いを寄せる寡黙だが不思議な魅力を持つ少年・たとえにジャニーズ Jr.のグループ・HiHi Jetsのメンバーで、2019年に出演したドラマ「恋の病と野郎組」(BS日テレ) の続編が2022年に控える作間龍斗。
さらに病気がちで目立たないが密かにたとえと交際している少女・美雪にはデビュー以降、映画「東京喰種トーキョーグール」(2017年)、「サイレント・トーキョー」(2020年)や2019年NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」など出演作が途切れることのない話題の女優・芋生悠が決定した。
そのほか山本浩司、河井青葉、木下あかり、板谷由夏、田中美佐子、萩原聖人など豪華キャストが発表されている。
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