坂東龍汰が明かす、俳優業に魅力を感じる理由「人に興味があるというか“人間が好き”」＜よるおびドラマ『この初恋はフィクションです』インタビュー＞

「 “1回会ったら親友”っていうマインド」

――ノジはクラスのムードメーカー的存在ですが、坂東さんご自身の学生生活を振り返っていかがですか？

僕、中学・高校共に相当うるさかったですよ(笑)。すごい子どもでした！　一言で表現すると“エネルギーの塊”って感じで、ずっと暴走していました。

――学校の行事は率先してクラスを盛り上げるタイプでしたか？

そうですね、盛り上げるタイプでした。自分で色んなことを企画したり、高校時代は社交ダンス部を設立したりしました。

――部活をイチから立ち上げたんですか？

はい！　社交ダンスにハマって「部活があったら楽しいだろうな」と思ったので、自分で作ってみました。演劇もやってましたし、とにかく好奇心旺盛でしたね。

あと、“1回会ったら親友”っていうマインドでした。今でもこの考え方はあって、直さなきゃなと思っているんです。

――すてきな考え方じゃないですか！

僕の中では1回あいさつして話したら、もう“親友”なんです(笑)。いや、だって！ 世界には70億人以上いて、たった100年とかの人生で出会えるなんてそうそうないですし。だからこそ、その中で出会えた人はみんな大切にしていきたいなっていう思いが強いんです。

きっとそれは昔から人に興味があるというか“人間が好き”なんだと思います。だからこそ、“自分以外の誰かを演じる”ことに魅力を感じるのかもしれないですね。

――今回のドラマでは“LINE”がキーアイテムになりますが、普段坂東さんはSNSを頻繫に使っていますか？

LINE、Instagram、Twitterは結構開きます。僕もInstagramをやっていなかった時は携帯を見なかったんですけど、2020年10月くらいにInstagramを開設してからはSNSを見るようになりました。気になるんです、“何いいねいったかな”とか(笑)。

――先ほど“1回会ったら親友”というお話もありましたが、色々な方と連絡を取っているんですか？

いや、連絡はそんなに取らないです。話したいなと思ったら、すぐに連絡して会うタイプです。なのでコロナ禍は大変で…。そんな時はよくZOOMを使って友人とコミュニケーションを取っていました。