収録では、ハンドボール選手の土井レミイ杏利、ピン芸人のヒコロヒーがゲストとして登場。それぞれのお悩みを村上が聞き、解決する方法を考えるという流れだったが、どちらも終始自由な雰囲気で進んでいった。土井選手に関しては、“お悩み”ならぬ“お願い”が飛び出す一幕も。また、ヒコロヒーとは今まで培ってきたMC力を存分に発揮し、トークを弾ませていた。
収録を振り返りながら村上は「この番組は起承転結をあまり考えないで、進めていけるのが一番の特徴です。ストーリーがどう転がっていくかでシリアスなシーンが出てきたり、あるいは楽に着地できたり。良くも悪くもすごく神がかった展開になればいいなと思います」とさっそく手応えを感じた様子。ただ、肝心のお悩み解決に関しては「(悩みを)解決できるかの約束だけは、できませんけどね(笑)」と村上らしいノリと、番組のガチ感をうかがわせた。
この番組で村上は、司会進行だけでなく“依頼人”と“解決人”の橋渡しの役割も担っている。年齢と共に自身の立ち位置にも変化があったようで「若い頃はこんな風に他ジャンルの方々とお仕事をさせていただけるとは思っていませんでした。まあ尖っていた20代の頃よりは僕自身、随分まあるくはなっていると思いますから(笑)。そういう意味ではちょうどいい年齢になって、僕のできる役割の一つが橋渡しなのかなとも思うんです。この番組を、後輩への大きな滑走路にしたいというか。後輩たちへの一つの指針として、ジャニーズ(事務所)のタレントでもこういうやり方もあるんだよ、というのを見せられたらいいと思っています」と、頼もしい先輩の一面も見せてくれた。
最後に、村上に番組を楽しみにしている方々へメッセージをお願いすると、「村上信五という39歳の一成人男性の生き方や人脈、お金についてはこう考えているんだとか、そういう意味での生々しさも見せながら、どう転がっても楽しいところに着地させたいです。僕の今までの経験や人脈をフルに生かした開放的な番組になると思いますので、見てくださる方々が自由に考えて楽しんでいただければうれしいです」と熱く番組をアピールし締めくくった。
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