10月20日に放送された「ホンマでっか!?TV」2時間SP(フジテレビ系)に、いとうあさこ、大久保佳代子、大黒摩季、紫吹淳、島崎和歌子、鈴木砂羽がゲスト出演。アラフィフを迎えた女性芸能人が悩みや不安といった胸中を明かしたところ、明石家さんまがかねてから語っている芸人用老人ホームが話題となった。
子どもや美しい景色といった心揺さぶられるものを見るとすぐに泣いてしまう、貯蓄はしているものの老後を考えるとお金の使い道に悩んでしまうなど、加齢による身体と精神の変化へのとまどいを吐露するゲスト陣。
いとうにいたっては、老後への不安から銀行口座の暗証番号を仲の良い大久保に託したものの、「『お互い覚えとこうね』っつって、今なんにも覚えてないです(笑)」「なんだっけ」と、互いに失念していたことを明かした。
そんななか、生物学評論家・池田清彦氏が「自分が頼れる人がいないっていうのがやっぱ大きいよね、子どももいない、女房亭主もいない、と。それから親も死んじゃったとか」と不安の根本に言及。「それ以上言わないで～」「池田先生ひどい(笑)」「本当のこと言わないでください！」「いないよ、いないですよもう！」とこぞって白旗を挙げるゲスト陣に、吉田敬(ブラックマヨネーズ)が「アラフィフの女性ってもっと、女！やと思ってたんですけど、こんなに弱ってたんですね」と声をかけ、スタジオをいっそう沸かせた。
評論家陣は心身が変化していく理由を解説した上で、前向きにとらえるためのすべを伝授。昨今注目されている、同じマンションの別の部屋を借りて住む“友達近居”といった新たな暮らし方も紹介すると、紫吹が「さんまさん、私たちのためにマンション建ててくださいよ」と、さんまに水を向けた。
さんまは以前から芸人のための老人ホームを作りたいと公言しており、マツコデラックスや島崎が入居を希望していることでも有名。ボケ防止のために番組も作るといったアイディアを聞いた大黒が「入れて～、歌うから～」「毎日歌ってあげるから入れて、そこ～」と喰いつくと、大黒と仲の良い紫吹も「私も踊ってあげますから」と入居を希望。
豪華すぎる入居希望者に対し、SNS上には「入居は無理だろうから、せめて番組観覧希望」「テレビ放送がダメなら動画配信とか！」「職員枠ねらうわ(笑)」と期待を寄せる声が上がった。
次回の「ホンマでっか!?TV」は10月27日(水)夜9:00より放送予定。