水樹奈々、約10年ぶり“ハトプリ”集結で改めて感じた踏み出す勇気「みんな心の花を咲かせるエネルギーを持っている」<プリキュア>

2021/10/27 06:00 配信

映画 アニメ インタビュー

花咲つぼみ/キュアブロッサム役・水樹奈々にインタビューを実施※撮影=阿部岳人/ヘアメイク=中條三菜子(KIND)/スタイリスト=KATAYAMA SAYURI

10月23日より「映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!」が公開中。同作の舞台は、「雪の王国・シャンティア」。新しい女王の戴冠式に参加する「トロピカル~ジュ!プリキュア」(以下、「トロプリ」)の面々が、謎の怪物に襲われてしまうところに、「ハートキャッチプリキュア!」(以下、「ハトプリ」)のメンバーが駆けつけ、夢のコラボを果たす。

WEBザテレビジョンでは、シリーズ7作目の「ハトプリ」より、花咲つぼみ/キュアブロッサム役の声優を務める水樹奈々にインタビューを行い、作品への思いや自身が演じるキャラクター、収録現場でのエピソードなどを聞いた。

つぼみというキャラクターは、自分の一部になっている


――約10年ぶりに「ハトプリ」チームがそろいましたが、アフレコを終えた率直な感想をお聞かせください。

「ハトプリ」チームそろってのアフレコは久しぶりで、本当にうれしかったです。不思議なもので、全員そろうと当時の気持ちに一瞬で戻るので、キャラクターを「こう演じよう」と頭で考えなくても、自然と役に飛び込んでいけました。4人そろっての技も久しぶりに披露できたので、それもすごくうれしかったです。

――久々であっても、演じやすかったということでしょうか?

1年という長い期間、オリジナル作品で演じられるアニメというのは本当に数少ないので、皆さんと一緒に作っていった「ハートキャッチプリキュア!」という作品、そしてつぼみというキャラクターは細胞に染み込んでいます。

自分の一部になっているので、「どんなキャラクターだったかな」と思い出したり、「どういうふうに演じよう」と考えたりしなくても、せりふと絵を見るとスイッチが入るという特別なキャラクターです。

――久しぶりの「ハトプリ」共演者とのチームワークはいかがでしたか?

4人そろったのが本当に久しぶりだったので、スタジオに入る前に、ロビーで再会を喜び合い、話が止まらなくなってしまって(笑)。みなさんに会えることがうれしすぎて、実は20分前にスタジオに到着していたのですが、みなさんも同じくかなり早めに入っていて!そこで、収録が始まるまでずーっと近況報告をしてました(笑)。

久しぶりだったので、久川綾さんが「元気だった?」とか「どうだったの?」とか、キャラクター(※月影ゆり/キュアムーンライト)と同じようにお姉さんという立ち位置で、私たちのいろいろなことを聞いてくださって、同窓会のような感じで話してました。

プリキュアチームってキャラクターとのシンクロ率がすごく高いような気がしていて、水沢史絵ちゃんがえりか(※来海えりか/キュアマリン)と同じくハトプリではムードメーカーで、「おみくじってすごいんですよ!大吉が出たのに、車に気をつけろって書いてあって、その帰りに車が壊れた!みんなおみくじに書いてあることは守った方がいいよ!」っていう話をしてくれたり(笑)。

ロビーでのトークでしっかり体も温まり、アフレコもとてもスムーズでした!しかし、久しぶりの4人技は何度かリテイクが…(笑)。それは、感染対策のパーテーションのせいということで(笑)!