本作は、おまもりを肌身放さず持っている人がいる、明らかに訳ありなコールセンターが舞台となっている。
橋本が演じるのは、声優を目指しながらコールセンターでアルバイトをする玲奈。今まで橋本が演じてきた役とは違い、モテモテの美少女でもコミカルなキャラクターでもない。どこか自信なさげで、服装もすごくオシャレとはいえない、どこにでもいそうな女性を演じている。
玲奈は、仕事がうまくいかず、落ち込みながら給湯室で一息ついているときに、「キュルキュル…」という奇妙な物音と人影のようなものが通り過ぎたことに気づく。その後、玲奈は、商品サンプルを探しに地下の倉庫へ向かうことに。
上司から倉庫まで玲奈を案内するよう頼まれた麻美(恒松祐里)は、声を掛けられたとき、そこに何が待ち受けているのか確信させるほど、険しい表情を浮かべる。
麻美は、言葉少なに倉庫を案内し、「早く済まそう」と周りを気にしながら作業を手伝う。そんな中、玲奈は再び「キュルキュル…」という音を耳にする。不審に思った玲奈が麻美に「他の人も来ているんですか?」と聞くと、麻美はおびえだす――。
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