GENIC・増子敦貴「コクがあってキレのある大人になりたい」/珈琲みたいな人になりたいんです＃1

「機界戦隊ゼンカイジャー」（テレビ朝日系）で世界海賊ゾックス・ゴールドツイカー役を熱演中の増子敦貴。俳優としてのみならず、ダンスボーカルグループ・GENICの一員としても活動中の増子が、「大人の渋さ」を模索しつつ、日々のことを語っていく連載がスタート！　

チュッて音を出すことに罪悪感…⁉︎

こんにちは！増子敦貴です。僕、コーヒーが大好きでして、コーヒーみたいに渋くてコクがあってキレのある大人になりたいなって思って、この連載のタイトルにも使わせてもらいました。僕のことは「機界戦隊ゼンカイジャー」を見て知ってくださっている方も多いかと思いますので、今回はゾックスになってみて感じたことなどをお話ししていきます。

「機界戦隊ゼンカイジャー」ももう中盤を過ぎたんですけど、ここまでゾックスを演じて、「カッコいい」「もっと見てみたい」といいコメントをもらえているのが本当にうれしいです。

そして「踊ってみた」動画を上げてくださる人がいるのもありがたい！特に子どもたちの動画は、自分自身が癒やされるので隈なくチェックしています。ただ、ギアにキスをするのを真似してくれているのを見ると…なんかちょっと罪悪感がありますね。そういうことを知るのは早過ぎたんじゃ？って(笑)。

あの“チュ”って音を鳴らすの、結構難しいんですよ。もしそれを子どもたちが練習しているとしたら、親御さんはちょっと困るんじゃないか…とか考えちゃいますよね。でも界賊だからまぁいっかというところに落ち着きました(笑)。

SNS以外でも広まっているのを感じていて、『今日見たよ』って遠い親戚や、同じクラスだったけどあんまり喋らなかった友だちからも連絡が来たりするんですよ。そういうところでテレビの力はすごいなと感じています。

ただそれを重荷には感じていなくて、反応がいいからこそ、人の前に出る仕事をしている自覚が改めてできたし、自分がやっていることは憧れられる仕事なんだなと意識するようになりましたね。この嬉しい気持ちの分だけ努力して頑張ります！そして僕が所属するGENICの歌を聞こうと思ってもらえるくらいまで、引きこまなきゃいけないと思っています。

撮影はまだ続きますが、最近は家でひとり焼き肉で息抜きしています。朝はちゃんと起きて、お昼に近所の精肉店に行って、気になる肉を買うんですよ。それが最高なんですよね。

あとはアニメにスマホゲーム……暑い時期は蚊取り線香にもハマっていました。虫よけとしてはもちろん、香りが好きで。撮影で行った沖縄を思い出して、リラックスできるんです。