――例えば、絵を見たファンの方に「健太くん、もしかして病んでる?」って心配されたりするのは大丈夫ですか?
それはもう、「病んでるよ!」って伝えたいです(笑)。「人間だし病むよね」っていう(笑)。
僕は今まで、「健太って絶対悩みとか無いよね」って言われ続けてたんですよ。あまりにも言われるもんだから、「自分に悩みなんてあるわけない」って見て見ぬ振りをしてたんです。そのせいで自分が自分じゃなくなったりもしてたんですけど、あるとき、ふと「それって違くない?」って気づいて。
アイドルにだってネガティブな部分はいっぱいあるし、全然完璧じゃないっていうのを、アート活動を通して知ってほしいですね。100%は無理だとしても「高田健太」という人間性を、ありのまま発信していきたいです。あ、でも心配はしないでください!本当に大丈夫なので!(笑)
昔だったら、芸能人はテレビの中だけの遠い存在でしかなかったですけど、今はSNSもあって見えなくてもいいところが見えちゃう時代。でも、だったらむしろ見せちゃおう!伝えていこう!と思っています。見方を変えたら、今の時代の良いところでもあるかもしれませんね。
――日本個展の会場を選んだ理由は?
本当に色々なギャラリーを見て、ギャラリーごとに素敵なところがありましたし、正直とても悩みました。家みたいなところ、真っ白なところ、倉庫みたいなだだっ広いところ…僕が韓国にいて実際に見に行けなかったこともあり、スタッフさんともたくさん相談しました。
「soko station 146」さんに決めたのは雰囲気ももちろん素敵でしたし、併設されているカフェでオーガニックのメニューを扱われているなど、その考えに共感したこと。僕自身、環境問題などをそれぞれがもっと考えていけたら良いんじゃないかなっていう思いが強くて、その思いが合うなって思ったんです。シナジーが生まれるというか、あわさってもっと素敵なものになると思ったので、そこが決め手でした。
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