山田杏奈、公開後にエゴサしていることを告白　『戦った記録から何かを感じていただけたら幸せ』＜映画「ひらいて＞

作間「苦しみながら演じていました」

自身が演じた愛の魅力を聞かれた山田は、「なかなか理解できない部分はあったけど、パワーの強さは面白いと思いながらお芝居していました。あそこまで思い切って行動できたら…とうらやましくもありつつ、近くにはいてほしくないとも思いますね」とコメント。

続く芋生は「美雪はミステリアスで透明感があり、原作の中でも好きな役でしたが、やっていく中でもっと人間味が増していき、さらにどんどん好きになりました」と笑顔を見せた。

そんな二人から愛されるたとえを演じた作間は、「(たとえは)すごいところに立っていますよね。大変そうだけどうらやましいなとも思います」と本音を告白。

続けて、愛に対して辛辣な言葉を吐くシーンに触れ、「結構えぐい言葉もあったので、作間自身も苦しみながら演じていました」と撮影裏のエピソードを明かすと、首藤監督も「そのシーンだけ、作間くんから『言い方を変えてもいいですか？』と提案されたんですよね」と当時を回顧。「私としてはもっと冷たいイメージで脚本を作っていたのですが、作間くんの提案でちょっと優しさもある言い回しに変わりました」と話した。

山田「公開を迎えて、すごくエゴサしています」

「公開を迎えてからすごくエゴサしているんですよ」と山田が告白すると、監督も「私も！」と共感。

山田は、「一人ひとりの方に『どうでしたか？』と聞きまわりたいくらい！　私にとっても思い入れのある作品になりましたし、戦った記録から何かを感じていただけたら幸せなことです。何か感想などを書いてくださったら力になりますし、映画を生み出す側として励みになります。ぜひよろしくお願いいたします！」と会場へ呼びかけ締めくくった。