同作を手掛けたのは、日本でも大ヒットしたディズニー・アニメーション「ズートピア」のバイロン・ハワードとジャレド・ブッシュ。バイロン・ハワードが監督として、ジャレド・ブッシュが共同監督・脚本として初めてタッグを組む。
「ズートピア」では、個性豊かな動物たちが暮らす楽園・ズートピアを舞台に、“夢を信じる”ウサギの新米警官ジュディが、“夢を忘れた”キツネの詐欺師ニックと共に冒険を繰り広げるファンタジー・アドベンチャーが描かれ、ディズニーらしいファンタジーな世界観の中に差別や偏見などの社会的問題を取り入れている点が当時話題を呼んだ。
多様性の重要性が叫ばれる昨今の時代に寄り添った強いメッセージで多くの観客たちの心をつかんだ同作は、ディズニー・アニメーションにとって新境地とも呼べる一作となった。
また、ジャレドは、2017年公開の「モアナと伝説の海」でも脚本を担当。海をこよなく愛するモアナが、大好きな島を救うため壮大な冒険を繰り広げるストーリーだが、さまざまな苦難を乗り越え自分の進むべき道を切り拓いて行くニューヒロイン・モアナの姿が幅広い層から共感を集めた。
その他にもこの二人は「塔の上のラプンツェル」「ムーラン」「ベイマックス」「アナと雪の女王」と、それぞれがディズニーの名作に携わってきており、子どもから大人まで誰もが共感できるストーリーと、世代を超えて愛され続けるキャラクターを誕生させてきた。
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