4月5日(水)夜1時56分に放送される新番組「笑×演」(テレビ朝日)。大反響の異色ネタ番組のレギュラー放送がついにスタートする。
芸人が考えた漫才やコントネタを俳優が演じ、ネタが完成するまでを見守る新感覚バラエティー。第1回では、タイムマシーン3号は小沢仁志と小沢和義、馬鹿よ貴方はが川野太郎と布施博と共にタッグを組む。また、流れ星は松澤一之と岩佐真悠子、うしろシティは高杉亘と神保悟志とネタを作り上げ、4組がネタを披露するまでを2回に分けて放送する。
芸人は、ネタ作りはもちろん、演出までを担当。“俳優さんをスベらせるわけにはいかない”というプレッシャーの中、ネタ台本を書き、稽古に立ち会い、ダメ出しも行っていく。
俳優たちは漫才やコントのリズム感、意味不明のギャグなど、慣れないお笑いに悪戦苦闘。それぞれがコンビ名も考え、完成したネタの披露をスタジオで披露し、客席の投票で優勝が決定する。
一部始終をスタジオで見守ったバカリズムは、「いやぁ、収録面白かったですね! 僕らは笑って見ているだけなので、まさしく“ローリスク・ハイリターン”なお仕事をいただいてありがたいですが、芸人さんも役者さんも大変だっただろうなと思いました」と率直な感想を明かした。
山崎弘也も、「芸人と役者、それぞれの味が出て、本当に楽しい試みですね! 僕らはただ笑って見ているだけでギャラをもらえて、その上、クリエイティブな香りが漂う、良い仕事に出会うことができて感謝しています(笑)」とにっこり。
そして、脚本家としても活躍中のバカリズムは「芸人が役者さんに台本を渡しに行く緊張の初対面シーンは、見ている分には最高に面白かったですね。僕も普段、台本を書きますが、目の前で手渡したりしないし、撮影現場にも行かないし…。この番組に挑む芸人は、本当にキツイと思います」と芸人たちが感じた重圧に同情。
一方、山崎弘也は「僕ら芸人にとっては突発的にギャグを入れるのは当たり前のことなのですが、役者さんは『なぜそんなことをするのか?』と、そこに理由を求める。その文化の違いが面白かったですね」と芸人ならでは見解も。
この番組でネタを書けるかと尋ねられたバカリズムは、「絶対にイヤですね! 120%ないです!!」とキッパリ。「(俳優さんがどんなに豪華でも)ないです! 大物になればなるほどスベらせたら怖いし、可能性はゼロです!!(笑)」と全力で拒絶した。
また、お笑いのネタに挑んだ俳優陣について山崎は、「出演してくれた役者さんのこと、全員、好きになっちゃったな。皆さんすごくいい方だなと思ったし、この番組に登場した役者さんは絶対に好感度が上がると思いますね。だから、興味のある役者さんにはどしどし出ていただきたい!」とアピール。
今後については、「ベテラン俳優と大御所漫才師の組み合わせを見たい! お互いピリピリしながら舞台を作り上げるところを見てみたいですね」(バカリズム)、「透明感のある女優さんのふざけた感じとか見てみたいですね」(山崎)と期待を膨らませた。
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