お笑いコンビ・銀シャリの鰻和弘、橋本直とフリーアナウンサーの宇垣美里が10月27日、都内にて開催された「死ぬほどうまいぜ。DEATH丼誕生記念発表会」に出席。「ウナギを食べると死ぬ」と言う鰻村の言い伝えにより、ウナギを食べられない鰻が、「ウナギを最後の晩餐にする」と宣言する場面があった。
JA全農が提案する「DEATH丼」は、日本のおいしい米をお腹いっぱいに食べてほしいという思いから誕生した“NO LIMITなどんぶり文化”。この日のイベントでは、銀シャリと宇垣が「JA全農公式 DEATH丼」を試食し、その魅力を語った。
米の魅力をアピールするイベントへの登壇に、橋本は「我々『銀シャリ』ですから。ライスもいますし、笑い飯さんもいる中、予選を勝ち抜いてここに立ちました」と米由来のコンビ名を持つ芸人から自分たちが選ばれたことに胸を張る。「お米のイベントなのでしっかりとした“コメ”ントをしていきたいと思います」とシャレを交えてあいさつした。
コンビ名「銀シャリ」の由来について聞かれると、橋本が「結構面倒くさいんですよ、コンビ名を考えるの。それでお互いが20個ずつ出し合って明日決めようってなって、次の日に『銀シャリ』1個だけ被ってたんです。だから、もう『これだ』と」と明かす。続けて「その後、『シャリ』をカタカナにするかひらがなにすると3時間くらい揉めました。そこから長かった」と笑わせた。
その後、食材としてウナギを使用した「うなだれしたたる2色ウナギのDEATH丼」を含む3種のDEATH丼が登場。しかし、鰻のもとには「うなだれしたたる2色ウナギのDEATH丼」は置かれない。
鰻は「名字が鰻でして、鰻村の言い伝えがあるんです。ウナギを神様として祀っていたんですよ。だから、神様を食べるとは何事かって言って『ウナギを食べると死ぬ』って言われてるんです」とウナギを食べられない理由を告白。橋本は「DEATH丼やから大丈夫や。死ぬほどおいしいんやから、それでええねん」と言うが、鰻は結局口にすることはなかった。
しかし、鰻はウナギをおいしそうに食べる橋本、宇垣に触発された模様。イベント後の囲み取材で「ウナギ食べたら死ぬって言いましたけど、最後は食べて死にたいと思います。最後の晩餐に決めました」と宣言していた。
◆取材・文=山田健史