Kis-My-Ft2宮田俊哉&二階堂高嗣、メンバー中での“教科書的存在”は横尾渉!「税金の話とかはまず(横尾に)聞いちゃいますね(笑)」

2021/11/03 08:00 配信

バラエティー インタビュー

「世界は教科書でできている」収録現場にて(C)NHK

学生時代に使っていた“教科書”にまつわる思い出は…


――「世界は教科書でできている」には教科書で学んだ知識がたくさん出てきます。皆さんの思い出に残っている教科書や授業の内容を教えてください。

塙:国語の教科書に載っていた、壇ふみさんのエッセイですね。

いとう:それを言うなら私は、中原中也の「サーカス」かな。「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」っていう、空中ブランコの音が好きなんです。きちんとは覚えていないのですが、口が楽しくて。51歳になってもまだ時々思い出して「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」って言ってさみしい夜を過ごしています(笑)。

あとは、日本史の教科書で、(ページの)下の方に「江戸時代に本屋が何軒あった」みたいな豆知識が載っているのが好きでした。

宮田:僕は理科の教科書をめちゃめちゃ見ていたのですが、火の色が変わるという“炎色反応”のページだけ、ずっと記憶しています。「色のついた火、かっこいいなー」と思って見ていました。

――芸能界で「教科書」のように影響を受けたなと思う存在は?

いとう:私はカンニング竹山さんですね。 竹山さんたちがまだ売れていない頃から家に呼んでくれて、大鍋にうどんを作って「とにかく食え」って。竹山さん自身はめっちゃ飲んで、最終的に全裸で寝るという。そうやって「みんなで生きていこう」ということを、背中や言葉でではなく、“体で教えてくれた”先輩です(笑)。

二階堂:中居(正広)さんです。仕事に対しての姿勢だったり、照明などのライブ作りの考え方だったり、いろいろと教わりました。芸能界で生きていくためには、ということを教えて下さったのは中居さんですね。

宮田:僕はV6の井ノ原(快彦)さんです。Kis-My-Ft2がデビューした直後にバラエティー番組に出たのですが、高いところから飛び込みするみたいな企画で怖くて40分ぐらい飛ばなかったら、炎上とまではいかないものの、「あいつ本当に根性ないわ」って言われたんです。

そんな時に、 井ノ原さんから「テレビに出るなら、良い印象を残したとしても、悪い印象を残したとしても、誰かの印象に残っていれば勝ちだよ。負けは誰の印象にも残らないことだ」って言ってもらったことがありました。

いとう:いい言葉!