元乃木坂46で女優の桜井玲香が11月5日、都内にて開催された映画「シノノメ色の週末」初日舞台あいさつに、岡崎紗絵、三戸なつめ、中井友望、佐藤ミキ、穐山茉由監督と共に出席。初主演作の公開初日に、「なんとも言えない高揚感に包まれている」と笑みを浮かべる一幕があった。
本作は、長編デビュー作「月極オトコトモダチ」が国内外で高い評価を受けた新鋭・穐山監督の長編商業映画初作品。会社員と映画監督という自身のダブルワークの経験を基に、社会で働く女性たちの心理を独自の目線から鋭く柔らかく、オリジナル脚本で描く。
ネイビーのワンピースに身を包み登壇した桜井は「すでに何回か上映を見ていただいているお客さまもいらっしゃるんですけど、改めて今日から全国公開ということで、もう一段緊張のレベルが上がるというか、なんとも言えない高揚感に包まれている」と心境を告白。「ここからいろんな人に広まっていったらいいなぁという気持ちですね」と語った。
また、11月2日に誕生日を迎えたばかりの岡崎は「26歳になって、新たな気持ちでこうして初日を迎えることができてとってもうれしい」とあいさつ。26歳となった今、トライしたいことを聞かれると「神社めぐりをするのが好きなんですけど、熊本に気になっている神社がありまして。上色見熊野座(かみしきみくまのいます)って神社なんですけど、そこに行ってみたいなって思っています」と笑顔を浮かべた。
三戸は「すごい駆け抜けてきたなって感じがあって、やっと初日かと思っていて。こうやってみんなでステージに立てて、お客さんがいてっていうこの空間、すごく幸せやなって思って感慨深いです」としみじみ。続けて「私『#シノノメ色の週末』で毎日のように皆さんの感想を見ているので、ぜひツイートとかしてほしいです」と呼び掛けた。
さらに、中井は自身の役どころについて「すごくいいキャラクターを演じることができて、でもすごく良い意味で気負わず現場にいられた」と回顧。「それは役の中での皆さんとの関係性もそうだし、こういう場所でこんなだらだらしゃべっていても『うんうん』っていう(共演者の)表情に、勝手に安心してて。良い意味で何も考えず、そのまま役を楽しめた、貴重な役だったなと思います」と振り返った。
◆取材・文=山田健史