遠藤の“暴走”の尻拭いをする学年主任・亀高千里役に貫地谷しほり。対照的な二人のキャラクターの息ぴったりの演技も必見だ。
「亀高先生との掛け合いはテンポが良くてすごく楽しい。奇想天外な遠藤を全てちゃんと受け止めてくださるので、映像でもきっと面白いシーンになるんじゃないかと思います。貫地谷さんは、僕がアドリブで変わったことに挑戦しても亀高としてちゃんと打ち返してシーンを成立させてくださる。いつも安心して頼らせてもらっています」
一見、屁理屈なようで的を射ていることもしばしば…。そんな遠藤の、思ってもみない発言が生徒の人生観を大きく変えていくことに。
「普通なら口にしない言葉や、思っていても言語化できないようなことをズバッと言ってしまうのが遠藤の面白さ。行動は非常識でも意外と心に響くことを言うので、そこはぜひ注目していただきたいと思います。僕がちょっと共感したのは、フルーツについての話。『高校生のみんなにとってフルーツは当たり前のように家にあるものだけど、一人暮らしの人間がスーパーに行ってまず素通りするのはフルーツなんです』という話をする場面があって、一人暮らしの身としては分かるわ~って(笑)。そういうユニークな視点の話は僕自身も楽しんで台本を読んでいるところがありますね」
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