山里亮太、人生の“大逆転”は「結婚したこと」どん底から救った恩人とのエピソードを明かす<逆転人生>

2021/11/07 06:00 配信

芸能一般 インタビュー

「逆転人生」で司会を務める山里亮太撮影=阿部岳人

南海キャンディーズ山里亮太が司会を務める「逆転人生」(毎週月曜夜10:00-10:45)が10月に放送100回を迎えた。同番組は、人生のどん底からはい上がった人々の、人生の“逆転劇”に迫るバラエティー。

約3年間司会を務める山里は、番組を「人生の処方箋のよう」と語り、自身もこの番組が悩みを解決するヒントや新たな発見につながったという。WEBザテレビジョンでは、そんな山里にインタビュー。自身の転機となった出来事や、どん底時代を支えてくれた人物などを語ってもらった。

山里亮太インタビュー

――「逆転人生」が放送100回を迎えました。これまで司会を務めてこられていかがでしたか?

毎回新鮮な気持ちで、さまざまな逆転劇から学ばせていただいています。
司会を務めさせていただいてから約3年間、あっという間に過ぎていきました。たくさんの方々からお話を聞くたびに、自分の中の大小いろいろな壁が壊れていく感じがして、番組を通して勉強させていただき、成長させてもらっています。

――特に印象に残るエピソードはありますか?

その時に自分が抱える悩みについて、解決できる“答え”を教えてくださる方はとても印象に残っています。最近だと、秋田のご当地ヒーローの「超神 ネイガー」の話(11月8日[月]放送)は、自信を無くしていた僕の心に響きました。自分のやっていることの価値とかすごさを実感できなくて、他の人と比べて、落ち込んでしまうことってあると思うんです。

その時に、ネイガーがまだヒーローとして人気が出る前に、一人の子供が自分のことを真似してくれる姿を見て、この子の目にうつる限りヒーローでいなきゃと立ち上がる力をもらったというエピソードを聞きました。

自分の話に一人でも耳を傾けてくれる人がいるという事は、本当に特別な、すごいことだなと思わなきゃいけない。そして、そう思うことで自分がどれだけ幸せかということが分かる。僕自身も頑張らないといけないと感じましたし、今の状況がとても幸せなんだなと考えさせられました。

あとは、「奈良のとんかつ屋さん」には実際にお店に行ってお会いすることもできました。“誰かのために”と思って行動に移したことが、実は自分の成長の近道だったりするということや、この時代のSNSの正しい使い方を学ぶことができたなと思います。

――「逆転人生」の司会をする上で、意識されていることはありますか?

そうですね…、おもしろい話を引き出そうとか、そういう事はあまり意識していません。
というのも、毎回すごい逆転を経験した人の言葉や経験を、スタッフの方々がVTRにまとめてくださっています。なので、僕がおもしろくしよう!と考えなくても既におもしろいんです(笑)。
僕は、そんな「逆転人生」のドラマを一番に見ることができる“視聴者”という思いが強いです。

でも、その中で視聴者の方々が番組を見終わった後に「結局何を伝えたかったんだろう…」と思わないように質問とかできていればいいなと考えています。常に視聴者の目線に立って、逆転した方々がどのようにすごいのかというのを伝えたいなと思っています。