山里亮太、人生の“大逆転”は「結婚したこと」どん底から救った恩人とのエピソードを明かす<逆転人生>

2021/11/07 06:00 配信

芸能一般 インタビュー

「逆転人生」で司会を務める山里亮太撮影=阿部岳人

山里亮太「番組で紹介してほしい“逆転劇”が生まれるかも」

――最後に、改めて「逆転人生」の見どころをお願いいたします。

この番組は、人生の処方箋のようだなと思っています。
本当にVTR見て、ベタなせりふが思い浮かぶことありますもん。「情けは人の為ならず」とか(笑)。人のためじゃなくて、自分に全部帰ってくることとか、努力の量とか、シンプルなんですよね。でも、忘れがちなことを教えてくれます。

大逆転って、これまでは“才能をもった人間に起こる奇跡の集合体”だと思っていたのですが、そうではなくて、誰にでも起こることなんだと思いました。番組で紹介される方々が天才で、恵まれた才能で呼吸をするように逆転劇に出会っているわけではなくて…。皆さん、逆転劇を手に入れるためにいろんなことに挑戦されていましたし、そこまでやるんだ!という驚いたエピソードもありました。

ときどき「それはあなたにしかできないよ」と思う人もいますが(笑)、それは稀な人たちで、“大逆転”できない人っていないと思うんですよね。あとは、毎回必ず最後には勝つので(笑)。悩み事を抱えた人は、この番組で何か答えが見つかればいいなと思いますし、悩み事がない人も、見終えた後にスカッとした気持ちになってほしいなと思います。

――ありがとうございます。今回、お話を聞かせていただいて、いつか山里さんの「逆転人生」もドラマ化して放送してほしいなと思いました。

本当ですか!僕の人生を…。でも、いつか特別編とかで紹介していただけたらうれしいです。「逆転人生」のチーム、本当に素晴らしいスタッフがそろっているので、その方たちの力を借りて(笑)。
NHKって、何年も続く番組を生み出すことがすごいなと思っていて、この「逆転人生」も、この先何年も続けていくことができたら、僕が50歳、60歳になったら、番組で紹介してほしい“逆転劇”が生まれるかもしれないです(笑)。

今はまだまだ勉強中の身ですので…将来、そうなればいいなと思います。
この番組を通して、主人公ってそこら中にいるんだな、と。自分もその主人公に名乗り上げていいんだなと思いました。
逆転した瞬間に「主人公になれる…」と思うと、苦しいことも乗り越えられそうですし、この先も頑張っていこう!となるかもしれないですね。