磯村勇斗が明かす、“幸せ”を感じるときと“大切な人”の定義「愛を返したいなと思うけど無理はしない」

2021/11/17 07:10 配信

ドラマ 映画 インタビュー

「あまり相談はしない、自分で解決しちゃうタイプ」

磯村勇斗撮影=下田直樹/スタイリスト=齋藤良介/ヘア&メーク=佐藤友勝

――劇場版では、お互いに心の内を明かせなくなってしまったシロさんとケンジの様が描かれていますが、磯村さん自身は悩んでいることがあったら話しますか?

僕自身はあまり相談はしないです。自分で解決しちゃうタイプ。基本的に考え過ぎてワーッってなっても、寝て起きたらどうでもよくなっちゃうんですよ。自分が悩んでいることって、本当はどうでもよかったりするんでしょうね。劇場版では、筧さんとケンちゃんが、お互いに“言えない”時間を通して愛の深さを確認し合うんです。亀裂が入ったり誤解を生んだりして、それでもお互いを信頼して愛し合っていくというのは、どんな形でも変わらなくて誰にでもあることなんだろうなと思います。

――本作を見ると、日常の中にあるささいな幸せの尊さを実感します。磯村さんは日々の生活を送る中で、どんなことに幸せを感じますか?

これじゃなきゃ幸せを感じられない、ということは僕にはないんです。ちょっと遠出して食べたかったカレー屋さんに行くとか、不意に入ったお店がすごくおいしかったとか、お風呂上がりに夜風に当たってぼーっとしている時間とかも幸せ。いろんなところに幸せってあると思うんですけど、それを自分がどう感じられるかですよね。僕自身はその幸せな瞬間を結構若い頃から気付くことができました。でも、そればかりじゃなくて、退屈だなぁって思う瞬間もありますよ(笑)。同じことを繰り返すのが嫌いなんですが、そんな時間を過ごしているときもあります。

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