BTSが1年ぶりにコンサートを開催！「『Permission to Dance』はBTSとARMYが互いに送り合う切実な応援のメッセージ」＜ライブリポート＞

BTSが10月24日に1年ぶりとなるコンサートをオンラインで開催し、世界197カ国・地域のファンが視聴した。華やかな演出と“最強のセットリスト”でファンを魅了した公演の模様をご紹介！

7人の始まりと終わりを、7人でお見せしたい

BTSがソウルオリンピックメインスタジアムで、無観客オンライン公演を行った。単独公演は約1年ぶり、スタジアム公演は約2年ぶり。

久々のライブは、11月に控えるLA有観客公演の前哨戦でもあり、メンバーたちが組み立てた曲順は、Vが「7人の始まりと終わりを、7人でお見せしたくて」と言ったように、ソロ曲ナシ、7人出ずっぱりで、BTSの歴史を振り返るような神セトリだった。

大勢のダンサーを従えた「ON」でスタート。RMの髪形が、デビュー当時をほうふつさせるラインが入ったものになっているのもエモい。懐かしの「FIRE」「DOPE」から「DNA」と前半からヒット曲で攻め立て、「Black Swan」導入部では、巨大な黒鳥の羽を模した美しいパフォーマンスで魅了した。

本番前のリハーサル中に足を負傷してしまい、急きょ椅子に座って歌う形となったVの姿に、メンバーたちが「ボスみたいだ！」と笑うと、Vの合図で2年前のスタジアムで起きたウェーブを再現して見せた。
　
MVを思い起こさせる動くソファが登場した「Life Goes On」では、Vもメンバーたちの近くで歌う。そこからの「Boy With Luv」「Dynamite」「Butter」は、生バンドによるアレンジでグルーブを爆発させた。