――父役の吉沢亮さんの印象はいかがでしたか。
吉沢さんはあまりしゃべらない方なのかなって思っていたんですけど、しゃべり始めると面白いことをたくさん言われます。家族の楽しい食事のシーンでは、アドリブで面白いことを言ってくるので、笑いが止まらないです。その楽しい感じが映っていたらいいなと思います。
――うたの性格で共感できるところはありますか。
うたは家族がすごく好きな子で、家族にいいことがあると自分もすごくうれしいんですよ。お父さんが活躍すると自分もすごくうれしいし、逆に批判をされると本人よりも怒っちゃう(笑)。そこは分かるような気がします。私はそこまで素直に気持ちを出せるタイプではないんですけど、家族にいいことがあるとすごくうれしいし、うまくいかないと自分も悔しくなっちゃいますね。うたは家族への愛がにじみ出ている子だから、そういう部分を見ると、すごく愛されて育った子だなというのが分かります。
――初めての大河ドラマの現場で驚いたことはありますか。
セットがすばらしいです。映ってない部分もすごく細かく作られていて、植物も本物で。毎回セットが変わるので、今日はどういうセットなんだろうって、いつもスタジオに入るのがすごく楽しみでした。同じスタジオなのに毎日違う世界が広がっていて、そこにすごく感動しています。
衣装も、役やシーンによって着物を考えて選んでくださっているので、それもすごいなと思いました。髪形にしても自分では絶対できませんし、自分だけじゃ演じられないなっていうのはつくづく思いますね。本当にスタッフの皆さんはすごいなって思います。
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