「恋がヘタでも生きてます」主演・高梨臨インタビュー 「田中圭さんとのドキドキ感をいい意味で役に投影できれば」

2017/04/06 09:50 配信

ドラマ

4月6日(木)にスタートする日本テレビ系新・プラチナイト木曜ドラマ「恋がヘタでも生きてます」。藤原晶の人気コミックを原作に、高梨臨演じる不器用で仕事一筋の男前ヒロイン・美沙がニガテな恋に四苦八苦する“大人のためのラブコメディー”。美沙だけでなく登場人物全員“恋がヘタ”なばかりに、すったもんだの大騒ぎが展開する。

共演キャストも注目! ドラマ「東京タラレバ娘」(日本テレビ系)のクズ男っぷりで話題をさらった田中圭が美沙の恋のお相手・佳介を、連続テレビ小説「べっぴんさん」(NHK総合ほか)の“きみちゃん”役が光った土村芳が美沙のルームメイト・千尋を演じる。

そこで「恋ヘタ」をもっと知るためのスペシャル連載がスタート! キャスト陣のインタビューや仲良しトーク、ドラマの裏設定や公式SNSの裏側まで、たっぷり紹介します。第1回は、主演・高梨臨のインタビュー!

撮影=西田周平


生き方としては美沙と似ているのかな


今回高梨が演じるのは、新興スマホゲーム会社で働くキャリアウーマン・茅ヶ崎美沙


主人公・美沙は、スマホゲーム会社で働く敏腕ゲームプロデューサー。プロデュースする恋愛ゲームはヒットするのに、自分の恋愛は2か月以上続いたことがないという典型的な“仕事が恋人”タイプ。4月6日の第1話では、そんな美沙が公園で犬を連れた男性・佳介と運命の出会いを果たす。しかし佳介はその直後、美沙の働くゲーム会社の新社長として再登場! 社長になるのが念願だった美沙は、突然現れて仕切り出した佳介が面白くない。一方、佳介は美沙にキスするなど臆せず好意を示し始めて…というストーリー。

美沙のキャラクターについて、高梨は「プライドと自信を持って仕事をやってきて、恋愛に揺さぶられず突っ走ってきた女性。(自分と)すごく近いと感じるところもあって。私も常に自立している女性でいたいと思う部分があります」と明かす。「仕事をする事によって、自分自身を確立していこうとする部分もあるので、美沙と全く同じではないですけど、生き方としては似ているのかなと思います」。社長になりたいという美沙の野心についても、「自分も常に向上心を持ってやっているので、そういう思いは理解できますね。今回はこの役を極めようと思いますし、この作品の中で全力を尽くそう、自分ができることの最大限をやろうと思うので…。だから会社とか、わかりやすく階級がある世界は逆に憧れますね」と、本人もなかなかの“美沙タイプ”かも!?

恋愛が苦手な美沙(高梨)と、何もかも完璧な王子様系男性・佳介(田中圭)の恋模様が描かれるラブコメディー


さりげない誘い方にキュンとします


田中圭演じる、ニューヨーク帰りの経営のプロ・雄島だが、乗り越えられない過去が!?


恋の相手・佳介を演じる田中とは「一昨年に共演させていただいているんですけど、今回のようにがっつりやらせていただくのは初めて。わりと現場でカメラが回っていないときに話す機会が多かったので、お互いに普段のテンションを知っているんです。なので、この2人の関係性で、この台本を読むとすごく恥ずかしいというか…(笑)。そのドキドキ感を美沙にもいい意味で投影できればいいなと思っています」とのこと。1話では、佳介が強引に美沙にキス! 強引な男性は好み? 「それだけ自信があったらいいんじゃないかなとは思うんですけど、されてみないとわからないですね(笑)」。

ちなみに、高梨自身は「高級な焼き肉屋で打ち合わせしてくれたら嬉しいですね。ごはんに釣られるタイプなので…。焼き肉屋さんでみんなで会議したあとに2人になるために『この後、残ってね』って言うシーン(4/13O.A.の2話で放送)の、さりげない感じは個人的にキュンとするポイントかもしれないですね」と、佳介のような男性はまんざらでもないよう。

撮影=西田周平


洗濯物がよく破れるんです


さまざまなタイプの“恋愛に不器用”な男女が登場する本作。ちなみに、高梨自身が不器用だなと思うことは“洗濯”だそうで、「洗濯物がよく破れるんです」とカミングアウト。「洗濯機に入れるだけなんですけど、たぶん、入れすぎているんでしょうね。なるべく最少回数で終わらせようとすると洗濯物が破けているとか異常に伸びたり縮んだりってことがすごくあります。私が不器用なのか洗濯機が不器用なのか、今のところ、謎なんですけど…(笑)」と苦笑する。

4月、新生活を迎える人も多い中でスタートする本作。「このドラマは恋にも仕事にもとにかく頑張っている女性を応援できるドラマになっていると思いますし、キュンキュンするポイントもあれば、コミカルで面白い部分もあって、気楽な気持ちで見られるドラマでもあります。いろんな恋心が描かれていますし、女子もいろんな葛藤があるのを男性にはぜひ勉強していただいて、女心をわかっていただきたいですし、それでお互いに歩み寄れればいいねって思います(笑)。新学期、新しい年度も始まる時期にすごくぴったりなドラマ。これから頑張ろうと思っている人を後押しできたらと思っています!」