「起きてよ 義姉さん!ずっと一緒にいてくれるって約束しただろう!?」 キース・クラエス
(「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第11話より)
このセリフは伝え方というか、文脈がピンポイントで私に刺さりました(笑)。大切な人が死んじゃうとか、病気になっちゃったっていうシーンで出てくる「約束したじゃない!」「私を置いてくの?」みたいなセリフが、大好きで!それを推しキャラが言ってくれるなんて、もう最高のシーンですよね。
この展開になる前に、キースが一皮むけそうな雰囲気があったんですよ。キースの中で「もっとたくましくなって、自分が義姉さんを支えるんだ」という思いが芽生え始めたタイミングで、カタリナが目を覚まさない状態になってしまったんです。そして、いざ「大切な義姉さんが自分の前からいなくなっちゃうかも」ってなったときに、やっぱり甘えん坊で弟らしいところが出たというか、お姉ちゃんっ子なキースが見えたシーンですね。「もう!そういう甘えん坊なところが可愛いんだよぉ~~!」ってキュンキュンしまくりでした。
しかもこのセリフって、キースが孤独だったときにカタリナが言った「これからもずっと一緒よ」(第1期・第1話より)っていう言葉からつながってるんです。そういった伏線回収的な要素も、感動ポイント。本当の姉弟じゃないけど、だからこそお互いを思いやる気持ちもあったと思うし、今の2人にしか築けない関係性が愛おしいなって心から感じたシーンでした。
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