ももいろクローバーZの有安杏果が4月5日、埼玉・富士見にある東武鉄道・ふじみ野駅で一日駅長イベント、ももクロ号出発式に出席した。
ももいろクローバーZは「ももクロ春の一大事2017 in 富士見市~笑顔のチカラつなげるオモイ~」を、4月8日(土)、9日(日)に富士見市第2運動公園で開催。2016年5月から富士見市PR大使を務める有安が、一日駅長に就任することになった。
1日駅長の任命書を授与され、ふじみ野駅・楠元道明駅長と一緒に「ももクロ号! 出発!」と出発指示合図で「ももクロ号」を見送った有安は、イベント後に取材に応じた。
一日駅長就任、東口の駅名看板が「ももいろクローバーZ駅」に変更されたことについて「本当に不思議な、本当に今起こっていることなの?っていう感じです」と心境を吐露。
「(富士見市に住んでいた頃は)最寄り駅がこのふじみ野駅で、毎日のようにこの駅からお母さんと一緒に電車に乗っていました。当時からお仕事をさせていただいていたので、ランドセルを背負って急いで池袋まで行って、お仕事やオーディションに行かせてもらっていました」と振り返る。
「(駅名の看板は)当たり前ですけど『ふじみ野』と書いてあるのしか見たことがないので、本当に私の知っているふじみ野なのかな?って思うくらい不思議な気持ちです。でも、頑張ったらこんな日も来るんだなっていう風に、すごくうれしく思います」と喜んだ。
1日駅長として袖を通した制服については「こういう制服を着た駅長さんとかって、すごい大人が着ていて、いい意味ですごくかしこまっていて怖そうなイメージだったんですけど、そんな制服をまさか自分が22歳で着るとは夢にも思っていなかったので、(私で)大丈夫ですか?って感じです」と戸惑いを見せる場面も。
また、他のももクロメンバーの反応については「(1日駅長就任を)みんなもビックリしています。今リハーサルをやっているんですけど、杏果の地元! 杏果の地元凱旋! 凱旋!って、すごくみんな盛り上げてくれます。実感はまだ湧いてないんですけど、メンバーに言われると本当に凱旋ライブになるのかってワクワクします」と明かした。
以前はよく使っていた東武東上線の印象を聞かれると「めちゃくちゃ混みます」と即答。これには東武鉄道関係者も苦笑いだったが、「池袋から川越の方に行くのがめちゃくちゃ混むんですよ。ふじみ野駅はありがたいことに急行が停まるんですけど、急行は特に混むので、時には『準急でいいか』って、ゆっくり座って帰ることもありましたね」と、元住民らしい意見を述べていた。