原守はこの10年、常に新鮮な気持ちで楽しく演じてきたキャラクター。第4話で勝村さんが「原、帰ってこないかなぁ」と言ってくれて、すごくありがたかったです。僕も早く帰ってきたかったです!
正直なところ、「ドクターX」の現場は2年ぶりなので、最初はペースがつかめず、演じながら迷うこともあったのですが、加地先生たちと居酒屋のシーンを撮影したときに「あ、こんな感じだったな」と。皆さんと10年かけて作ってきた空気感の中で、原を演じるときの感覚が戻ってきました。
今回も皆さんのご期待に添えるよう、加地先生ともキャッキャやっています(笑)。そして…何と言っても、米倉さんの「私、失敗しないので」を2年ぶりに聞けて、鳥肌が立ちました!
今回は原がどんな形で戻ってくるのか、僕自身も楽しみにしていました。大門先生と晶さんの“親子のような師弟関係”は僕の琴線に触れるようで、2人のシーンを見るたび泣いちゃうのですが、まさか原も2人がいる「名医紹介所」に所属することになるとは…! 想像を遥かに超えていました。
原が本当に変わってしまったのかどうか、判断は視聴者の皆さんに委ねたいと思いますが、実を言うと僕自身は全く原の進化を求めていません(笑)。今回も“患者の心に寄り添う姿勢”を一途に守りながら、演じたいです。
また今シリーズの第1話で、1人でオペをする大門先生を見てとても切なくなったので、これからも原先生なりの距離感で大門先生に寄り添っていこうと思います。
そして、今シリーズではまだ会えていない海老名先生(遠藤憲一)ともぜひ再会したい! 加地先生と3人で、また居酒屋かどこかでわいわいやりたいです(笑)。
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