バイきんぐ小峠英二が語る『ドラフトコント2021』「やっぱり芸人はすごいなと、改めて思った」

2021/11/25 19:00 配信

バラエティー インタビュー

土曜プレミアム「ドラフトコント2021」でキャプテンを務める小峠英二(バイきんぐ) 撮影=阿部岳人

11月27日(土)に放送される土曜プレミアム「ドラフトコント2021」(夜9:00-11:10、フジテレビ系)は将来、伝説的な番組になるのかもしれない。選ばれし5人のキャプテンがドラフト会議を行い、バラエティに富んだ精鋭・ドラフト候補芸人20人から希望メンバーを指名。競合が起きればクジ引きで獲得権を争い最終的にキャプテン含め5人チームを編成し、ユニットコントで競い合う。キャプテンの運の強弱、メンバーの食い合わせ次第でネタに大きな影響が出るという実力以外の要素が勝敗を左右するのが画期的だ。ドラフト会議で爆笑しコントでさらに盛り上がれるこの番組の見どころを、5人のキャプテンに語ってもらった。第4回は「キングオブコント2012」のチャンピオンにして、キャプテンで唯一、相方がドラフト候補芸人にエントリーしている小峠英二(バイきんぐ)が登場!

――収録を終えてどんな感想を持ちましたか?

5人それぞれのキャラに合ったネタ、かつ、5人それぞれに見せ場があるネタ、というのは心掛けましたね。“誰も死なないように”というのは、意識したかもしれないですね。

――楽しかったこと、やり残したことはありますか?

とりあえず満足してます。みんなそれぞれに“おもしろどころ”があったんじゃないかと。それは良かったと思います。

――今回の収録を経て、改めて感じたコントの難しさはありますか?

これまで3人まではコントを書いたことがあったんですけど、5人でやるネタを書くっていうのは初めての作業だったんです。だから「できるのかな?」という心配みたいなものはありました。

今回、僕ともう一人とで台本を書いたんですが、そこからさらに他のメンバー3人と、どんどんネタを組み上げていく作業っていうのはおもしろかったですね。いろんな意見が出てきて、「それはやめておこうか」とか「それはいいね」とか。“5人いる”っていうのは新鮮でしたね。

――もし来年以降もこの番組があるとしたら、トライしてみたいことはありますか?

なんかおもしろいんですよね。ドラフトというシステムだと、組みたかった人と組めなかったり、意外な人と組むことになったり、こんな機会じゃないと一緒にコントをやることがないであろう人とやったり…。そこで、芸人の底力、強さみたいなものをすごい実感したんですよね。誰が来ようと誰が来まいと、やっぱり芸人ってなんとでもなるんだな、って。

だからもし来年も番組があって、ドラフトが僕の思い通りにいかなかったとしても、結局何とかなるんだろうなって思います。やっぱり芸人はすごいなというのを改めて思いました。だから、やり残したことはないかもしれないですね、やりきった感があります。