柳ゆり菜が“最後の写真集”出版を決めた理由「いろんな決意をした時だからこそ、今の自分をここに残しておくべきなんじゃないか」<Interview>

2021/11/25 12:00 配信

グラビア インタビュー

柳ゆり菜 撮影=小谷修司

今の自分をここに残しておくべきなんじゃないかなって思ったんですよね(柳)


――柳さんが書いたデジタルアートも2点収められていますが、これはどういうテーマで描き始めたんでしょうか。

デジタルアートは趣味でやっていたんですけど、ちょっと露出があるような絵を私が自分で描いたら面白いんじゃないかって話が出て、自分で自分を描くってことをしたことがなかったので、今回挑戦してみることにしました。

自分のある写真を模写して描いたんですけど、せっかくならちょっとポップに描きたいなと思ったので色味とかを変えていきました。

――普段はどんな絵を描いていたんですか?

普段は好きな女優さんとか海外の女の子の写真を模写をして、そこから自分でアレンジしてって感じです。インスピレーションをそこから受けてって感じで。女の子しか描かないです。

――じゃあある意味描き慣れている絵ではあったんですね。

そうなんですけど、自分の顔を描くのってめっちゃ嫌なんですよ。なんか、現実を突きつけられる気がして、嫌になりました(笑)。

――今作が最後の写真集と決められたようですが、そう決めた理由は?

そうですね…いや、もうないかなーって。3回も出させてもらえて、この先自分が映像とか被写体の仕事をしていったとしても、私だけがずっと並んでる写真集みたいなものはもうここで最後のつもりで、出し切って終わろうかなって思いました。(所属事務所を移籍した)区切りとしてもそうだし、スタートという意味でも。

ファンの方からも、すごくうれしいって声と同時に、このタイミングで出そうと思ったのは何でなんだろう?みたいな疑問の声も一緒にあったりしたんですけど、今年は本当に私にとっては何年経っても忘れられない年で、いろんな決意をした時だからこそ、今の自分をここに残しておくべきなんじゃないかなって思ったんですよね。

だからこのタイミングで皆さんに、今の自分をちゃんと詰め込んで、何年経ってもこの写真集を見返したときに永久保存版だって思ってもらえるような良いものにしたいと思って頑張って作りました。多くの方に手に取っていただいて、大切にしていただけたらとてもうれしいです。

こんなこと言ってて、めっちゃいい出会いがあったら出すことがあるかもしれないですけど、多分それはないかなと自分の中では思っています。

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