SKE48山内鈴蘭が原点のAKB48劇場で卒業記念公演を開催「この卒業が応援してくださる方々への恩返しになるように」

2021/11/19 06:30 配信

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AKB48劇場で卒業記念公演を行った山内鈴蘭 (C)2021 Zest, Inc.

11月18日、名古屋・栄を拠点に活動するSKE48山内鈴蘭が、11月末でSKE48を卒業するにあたり、アイドルとしてのキャリアをスタートさせた東京・秋葉原にあるAKB48劇場で、AKB48 9期生メンバー7人での卒業記念公演を行った。

2009年にAKB48 9期生オーディションに合格し、2014年にSKE48 チームSに移籍した山内。今回の公演には、現役メンバーである横山由依(AKB48)、大場美奈(SKE48)だけでなく、卒業生の竹内美宥島田晴香中村麻里子永尾まりやも山内の呼び掛けで集結した。

公演は、2013年の「AKB48リクエストアワーセットリストベスト100」で1位に輝いた「走れ!ペンギン」で幕開け。

ステージに登場した時、「アイドル鈴蘭の12年間のすべてはこの場所から」というメッセージボードを目にして、思わず涙ぐみそうになったという山内。「思い出以上」「口移しのチョコレート」では、得意の艶っぽいダンスで客席を魅了した。

その後、初めて選抜メンバーとなり、海外で水着のMV撮影もあった思い出の曲「真夏のSounds good!」を披露すると、本編の最後は「研究生時代悔しいことがあって、そんな時に励まされた大好きな曲です」(山内)と、「タンポポの決心」を歌って締めくくった。

アンコールでは、AKB48加入後、研究生がお披露目の時に披露した「RIVER」を力強くパフォーマンス。山内は「この場所で歌えて、これまで以上に強さを表現しないとと思って、かみしめて歌いました。年齢を重ねて、この曲の歌詞の秋元先生からの思いをすごく感じました」と感慨深く語ると、これまでの思い出話に。

そして、ラストはリクエストをふんだんに取り入れてもらったというミニスカートの卒業ドレスで登場。ファンへの感謝の気持ちを述べ、ステージ上の9期生からは心のこもったアルバムと花束がプレゼントされた。

「みんなに出会わせてくれたこのグループにこれからも恩返ししていけるように、一歩一歩自分らしく、歩むじゃなくて突っ走っていきたいと思います。恩返しができてからも言いたいですが、またここでもう一度言わせてください」と、「アリガトウ」を歌い上げた。

山内の最終公演は、11月30日(火)にSKE48劇場で行われる。