CLAMPのベストセラーコミック「XXXHOLiC(ホリック)」(講談社)が、神木隆之介×柴咲コウW主演で実写映画化、2022年4月29日(金・祝)に公開されることが決定した。監督を務めるのは、映画「Diner ダイナー」、「人間失格 太宰治と3人の女たち」などを手がけた蜷川実花。神木と柴咲の共演は、神木が10歳の時に出演したドラマ「Dr.コトー診療所」(フジテレビ系)以来となる。
映画「ホリック xxxHOLiC」で神木が演じるのは、人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えるという特殊な能力のせいで人と距離をとり、普通の生活を送りたいと願っている孤独な高校生・四月一日君尋(ワタヌキ・キミヒロ)。本作では VFX満載のアクションにも挑戦する。柴咲は、四月一日の能力を見抜き、対価と引き換えに彼の願いを叶えようと申し出る妖しく美しい女性で、不思議な“ミセ”の女主人・壱原侑子(イチハラ・ユウコ)を演じる。
刊行当時から原作のファンで、約10年にわたり映画化を熱望し構想を温めてきたという蜷川。柴咲のキャスティングについて「昔から『いつか一緒にやりたい』と熱望していました。出演が決定した時点で、この作品の成功を確信しました」と話しており、「とても難しい役ですが、柴咲さんの侑子さんとしての説得力がとにかく素晴らしく、原作ファンの方にも納得してもらえる侑子像になっていると思います」とコメント。
また、神木について「『四月一日は神木くんしかいない』と思っていて、今回ご一緒できて本当に良かったです。ほぼ初顔合わせでしたが、正確に正解を導く演技力に、本番の熱量に、撮影中は驚きの連続でした」と明かしている。
今回解禁されたビジュアルは、映画撮影時に蜷川監督自らが撮り下ろしたもの。四月一日を導く侑子が妖艶に微笑みかけ、蜷川監督ならではの世界観に期待が高まる一枚となっている。同様に蜷川監督撮影による四月一日、侑子のキャラクター写真も解禁された。