福原遥、不運続きの“幸”を演じて印象的だったこと「あまりの迫力に『大丈夫?』と引かれたり…」<アンラッキーガール!インタビュー>

2021/11/25 06:00 配信

ドラマ インタビュー 独占

顔面ケーキは貴重な経験

「アンラッキーガール!」で主演を務める福原遥撮影=後藤利江


――幸という人物をどのような人物だと感じましたか?

不運なことが起きてもそれを受け止めて前向きに捉えている姿はすごく素敵です。自分の考え方次第でどうにでもなると考えて行動しているというか。私自身もそう感じているところはありましたが、改めて自分も常に前向きであり続けたいと考えさせられました。幸ちゃんは人の幸せをすごく喜べる女の子なので、そんな子が今後どうなっていくのか、楽しみにしていただきたいです。

――幸は次々と不幸が起きてきますが、演じていていかがですか?

喫茶店で働いていたらお店が潰れちゃったりとか、自分がいることで周りが不幸になったり迷惑かけてしまうのは本当に辛いです。ただ、その逆のちょっとしたことは楽しそうだなと思って演じていました(笑)。まぁ実際に幸ちゃんの立場になったらそんなことは言っていられないのかもしれないですが、演じている分には楽しかったです。

――転んだり、ぶつかったり、水をかけられたり、本当に色んな目に遭っている幸ですが、印象に残っているシーンを教えてください。

最初の方は本当に色んなことがありすぎて…。とくに第2話の顔面ケーキは印象に残っています。人生でちゃんとしたケーキを顔で浴びたのは初めてだったので…。やる前は楽しみ半分、ドキドキ半分でしたが、実際にやって見ると本当に大変で。ケーキにチョコペンで文字が書いてあったのですが、それが顔についてもう完全にホラー(笑)。最初は周りの方も笑っていたのですが、途中からあまりの迫力に『大丈夫?』と引かれたりして。それくらい迫力あったみたいです。まぁ私としては貴重な体験ができてすごく面白かったんですけど。

――第6話では高梨さんと若月さんも顔面ケーキをしていましたね。

そうなんです。私は顔面ケーキの先輩として、たくさんアドバイスしました。とくに、最初は平気だと余裕な感じになってしまいがちですが、ちゃんと目の周りを拭いておくことが大事で。溶けたチョコが目に入ると本当に大変なんですよ。それを伝えたら2人はちゃんと守ってくれて、よかったと思いました。