今回は私もあまり経験のないラブサスペンス作品。しかも、原作漫画のファンの方もたくさんいらっしゃるので、世界観を壊さないように演じなければ…と緊張しています。
その一方で、ドラマ版の脚本にはオリジナル要素もありますし、「私たちが演じることで人間味などをどれだけ出せるかな?挑戦したくなるような脚本だな」と、今から撮影が楽しみでもあります。
私が演じる望緒は、性格的にもずっと揺れている上に、事件にも翻弄される人間。彼女の不安や怯えは、視聴者の皆さんの視点に一番近いと思います。皆さんがサスペンスにのめり込めるよう、翻弄される主人公の揺れ動きを丁寧に演じたいです。
とか言って、私が犯人だったりして(笑)。実は、私もまだ結末を知らないんです。なので、登場人物のようにドキドキしながら先を待つことになると思います。
林遣都さんとは15年前、まだ15歳だった頃に初めて同じ作品に関わったのですが、お互いあっという間に大人になりました(笑)。林さんは15年前からいい意味で変わらず、すごく穏やかで落ち着いていて、凪の雰囲気がある方。今回はぜひ意外な一面も見られたらなって思います(笑)。
また、お芝居でも林さんをすごく頼りにしています。危うげで、いろんな謎がどんどん出てきそうな雨宮はきっと難しい役だろうと思いますが、林さんがどんなふうに演じられるのか、とても楽しみです。
放送は冬ということで、皆さんはあったかい部屋でほっこり、ぬくぬくと過ごしてらっしゃると思います。そんな皆さんに、ハラハラ、ヒリヒリ、ジリジリするようなドラマをお届けしたい!
このドラマをご覧いただければ、ものすごいドキドキ感のある刺激的な冬を過ごしていただけるかと思います(笑)。
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