森林再生にはずみを!“造林作業の革命児”と呼ばれる機械「山もっとモット」<世界一の九州が始まる!>

2021/11/25 19:05 配信

芸能一般

”造林作業の革命児“と呼ばれる機械「山もっとモット」

11月28日(日)の「世界一の九州が始まる!」(毎週日曜朝10:15-10:30、RKB毎日放送ほかJNN系九州各局)は、RKB毎日放送製作の「森を守り育てる 山もっとモット」を放送する。同番組は、生産者、伝統工芸家、企業技術者、アスリートなど、さまざまなジャンルで「世界一」と誇ることのできる九州の魅力を紹介するドキュメンタリー番組。

林業に関わる業界において、“造林作業の革命児”と呼ばれている機械が全国各地で活躍中だという。その名は「山もっとモット」、機械産業分野の独創的な製品を表彰する、2020年の機械工業デザイン賞も受賞した。「山もっとモット」の活躍の場は、伐採した後の森を再生するための造林の現場。これまで、造林の現場へ植林用の苗を運ぶには、伐採した木材の残り株や、生い茂る藪のため運搬機を使用することが出来なかったのだ。そのため、森林再生のための作業の足かせになっていた。

そこで、山を守り育てるためにと、伐根の粉砕や、藪の除去、さらには植林用の苗の運搬までを1台で可能にした「山もっとモット」が誕生した。実は、造林の現場では全くと言っていいほど機械化が進んでいなかった中、ようやく、「山もっとモット」が開発され、山の再生に弾みがかかることが期待されている。

「もうからなかくても誰かがやらねば」。その理念のもと、開発したキャニコム社は、地球環境を救うため、新たな機械の開発に取り組む。その現場に密着した。