Juice=Juice金澤朋子がグループを卒業「この選択を正解にしていけるよう、自分の体も大切にしながら精進したい」

2021/11/25 06:30 配信

アイドル

ファンへメッセージを送る赤いドレス姿の金澤朋子 ※提供写真

ハロー!プロジェクトに所属するJuice=Juiceが、11月24日に神奈川・横浜アリーナで「Juice=Juice Concert 2021〜FAMILIA〜 金澤朋子ファイナル」を開催した。同公演はJuice=Juiceにとって1年ぶりとなる単独でのホールコンサートで、横浜アリーナでの公演はグループ初。また、2013年の結成当初にはサブリーダーを務め、2019年に初代リーダーの宮崎由加が卒業してからはリーダーとしてグループを牽引した金澤朋子が、同公演をもってグループを卒業した。

会場には約6500人のファンが集結。開演前から会場は金澤のメンバーカラーである“リンゴ色”(※結成当初はメンバーカラーに合ったフルーツが設定されていて、金澤は赤=リンゴだった)に一色に。さらに、声援禁止のため、金澤にエールを送るかのように、ファンは三拍子で“と・も・こ”と手拍子をして幕開けを盛り上げた。

ライブは2ndシングル「イジワルしないで 抱きしめてよ」でスタート。金澤の印象的な歌唱である“私はローズクォーツ”のパートにファンは大盛り上がり。その後は12月22日(水)に発売される最新曲「Future Smile」、メジャーデビュー曲「ロマンスの途中」と続けて披露した。

最初のMCで、リーダーの金澤は「Juice=Juice久しぶりの単独ライブでもありますし、初めての横浜アリーナコンサートですし、新メンバーの3人にとっては初めての単独ライブ。この10人体制では最初で最後のライブ」と初めてづくしのライブをアピールし、「私、金澤朋子にとってはラストステージになります。本当にドキドキなんですけど、その分、気合十分です!」と力強く意気込みを明かした。

MC後は2021年7月に加入した新メンバーの有澤一華入江里咲江端妃咲を除くメンバーで「DOWN TOWN」「Va-Va-Voom」「好きって言ってよ」「素直に甘えて」「ポツリと」と連続でパフォーマンス。グループをパフォーマンスで牽引するメンバーたちが、それぞれの個性や成長した姿を見せた。

「DOWN TOWN」では井上玲音がクールにラップを披露すると、「Va-Va-Voom」では2020年に卒業した宮本佳林のソロの見せ場を、松永里愛が元エースに負けず劣らずのパフォーマンスで会場をグッと引き込んだ。また、「好きって言ってよ」ではいつも元気な笑顔が魅力の段原瑠々が、大人の表情で会場を魅了した。

その後は新メンバーも加わり、最新シングルに収録される竹内まりやの「プラスティック・ラブ」カバーを歌い上げた。