アイドルグループ・sora tob sakanaが4月11日(火)、ミニアルバム『cocoon ep』をリリースする。
そこで、メンバーの風間玲マライカ、神崎風花、寺口夏花、山崎愛に『cocoon ep』の聴きどころなどを聞いた。
――'16年7月の1stアルバム『sora tob sakana』以来のリリースとなりますが、『cocoon ep』はどんな作品ですか?
風間:『sora tob sakana』はサカナが今どういう曲をやってるのか、ライブでどういう事をやってるのかが見えるアルバムだったと思うんですけど、今回の『cocoon ep』は感動してもらえるような曲が集まっています。全部いい曲です!
神崎:今回の『cocoon ep』はジャケット写真がすごく格好いいです。ジャケットは自分たちの写真だと思ってたんですけど、今回はイラストって聞いたので期待していました。実際に見た時は期待以上で、いい意味で期待を裏切られました。絵の中にもすごいたくさんの物語が描かれているので、そういうところに注目してほしいなと思います。
風間:近未来って言われました。
――では、収録曲を1曲ずつ紹介していただけますか?
寺口:「ribbon」は個人的に、今までで1番難しい曲でした。リズムとかもすごい細かくて難しかったから、ライブでできるか不安なんですよね。6拍子で今までと違う感じなんですけど、この曲で成長できたのかなって思います。歌詞もジャケットのイメージに合っていて、すごくいいなと思います。
風間:歌詞の最初が「耳をすましたら聞こえる」で、最後も「耳をすましたら聞こえる」になっています。こういう構成をやったことがなくて、これでMVが作られたらループしてずっと聞いてられるんじゃないかなって思います。
風間:「タイムマシンにさよなら」は、テクノっぽさがある曲です。サカナでそういう曲がなかったから。結構いい感じのアップテンポで、ライブでもノれるし。楽しいよね?
神崎:ダンスが対っていうか、双子ダンスっていうか。振付師さんに「今のサカナは双子ダンスをやったらいいんじゃない?」って言われて、2人ずつで双子ダンスをやったり…やってないけど(笑)。
寺口:イメージが双子ダンスっていうか。
山崎:共同作業?
神崎:共同作業ですね(笑)。
風間:結構面白い振りもあって、可愛いと思います。ダンスの終わり方に注目してほしいです。
神崎:「夢の盗賊」は歌詞がすごく好きで、レコーディングした時にプロデューサーの照井(順政)さんに歌詞の意味を聞いたら、すごく深いっていうか、「あっ、こういう物語があったんだな」って思って。今までライブでは普通に歌ってたんですけど、そういう物語があるって知って、ちゃんと考えて歌ったらもっといいものが見せられたっていうか。だから、「夢の盗賊」は好きです。ダンスも好きなんですけど、特に歌詞が好きで、ライブとかでもやり始めたので聞いてほしいなって思います。
山崎:「tokyo sinewave」は、まだ私もそんなに分かってないんですけど(笑)、「魔法の言葉」(『sora tob sakana』収録曲)に続くソロパートしかない曲で、個性が出ると思います。雰囲気が独特で、表現するのもイントロもつかむのも難しくて…いい曲です!
風間:ライブでこの曲を初めて聞いたら、「何これ!?」みたいなインパクトがあります。「広告の街」(『sora tob sakana』収録曲)と同じくらい驚くかなと思います。
山崎:歌う方も難しいんですけど、聞くのも少し難しいのかなと思います。だけど、たくさん聞いてほしいです!
風間:「透明な怪物」は、最初から最後まで合唱になっています。みんなソロがなくてユニゾンで歌うんですけど、この曲も物語がちゃんと作られてて、すごい感動する曲。ライブの振り付けで手話の部分があって、その振りが歌といい感じに合わさっていて、ライブで見てて感動してもらえる空気を作れたらなと思っています。
寺口:「夜間飛行」は、曲が進むにつれてテンションが上がっていく感じかなって思います。
風間:本当に夜間飛行をしてるみたいな感じ。「ラララ~」っていう歌詞の部分で、ファンの方と一緒に歌えたりして。そういうのも、今まではなかったからね。「ラララ~」を順番に歌っていくんですけど、違う歌詞を歌ってる時に「ラララ~」って重なってきて、それも面白いなって。合唱に近いですかね。
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