松井玲奈、新川優愛がW主演を務める映画「めがみさま」の主題歌を、次世代ピアノロックバンドとして注目を集めるSHE'Sが担当することが発表された。
閉塞的な郊外の田舎町を舞台に繰り広げられる本作は、行き場をなくし人生に絶望した女性と、そんな環境を克服した女性との奇妙な出会いを描くミステリアスな物語。
SHE'Sが奏でる楽曲は、文学的薫り高き歌詞とドラマチックなサウンドが魅力。今年1月に発売された1stアルバム『プルーストと花束』に収録されている「Ghost」が本作の主題歌として起用される。SHE’Sの楽曲が映画主題歌に起用されるのは初めて。
現実に悩み、さまよいながら生きる人たちを象徴するかのような歌詞が、本作のミステリアスな要素を最大限に引き出している。
また、予告映像も解禁された。セラピスト・ラブ(新川)の印象的なせりふで幕をあける。「我慢する必要なんてないんだから。あなたの好きなようにしていいの。」―。そして、人生に絶望を感じてしまった主人公の日常がつづられ、居場所のない理華(松井)の現実が突きつけられる。そんな理華にとってラブの言葉は、驚きと戸惑い、心地よい響きをもたらす。
さらに、映像の中盤では自由奔放で何事にも我慢をしない生き方をすることで理華と同じ境遇を克服したラブの存在は、理華だけでなく理華と同じような悩みを抱える人たちの中で波紋のように浸透していく様子が描かれる。ところが理華にとって“光”だったはずのラブの存在が一変する衝撃のシーンが盛り込まれ、予告の中盤以降は本作への恐怖を喚起させる内容へと転換していく。
映画は6月10日(土)から全国で順次公開。
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