鈴井貴之、“人間とAIの共存”がテーマの新作舞台を語る「人間がやってきたことをAIが全てやったら、人間はどうしていけばいいんでしょうか?」

2021/12/03 12:00 配信

芸能一般 インタビュー

【写真を見る】小中学生の頃は“天文小僧”だったという鈴井 ※ザテレビジョン撮影/スタイリスト=村留利弘(Yolken)/ヘア&メーク=横山雷志郎(Yolken)

――鈴井さんはクリエイティブオフィスキューの設立以前に立ち上げた劇団「487Parachute」で、人工知能などを題材にしたSF作品を上演していたと伺ったのですが、昔からこういったテーマに興味があったんでしょうか?

そうですね。当時は、SFみたいな設定を勝手に想像、空想した作品が多かったですね。だから「よく分からない」って言われてました(笑)。「面白いから笑っちゃったけど、ストーリーはよく分からない」とか。若い時の作品なので、粗い内容だった思うんですが。

元々、科学的なミステリーとか、宇宙が好きだったっていうのがあるんでしょうね。天文小僧だったので。小学校高学年から中学生くらいまでは、天体望遠鏡を夜な夜なずっと見ていました。それがきっかけで科学的なことが本来は好きでしたね。

――“本来は”というのは?

父親が科学の教師なんですよ。科学の成績が良かったら、(周りから)父親にいろいろ教えてもらってるんじゃないか?って思われるのが嫌で、無理やり文系になったんです(笑)。