神山智洋『メンバーに褒めてもらいたい!』 初単独主演舞台で奥村佳恵と二人芝居に初挑戦

2021/12/05 18:30 配信

芸能一般 会見

舞台「LUNGS(ラングス)」公開ゲネプロ・取材会に神山智洋&奥村佳恵が登壇※2021年ザテレビジョン撮影

ジャニーズWEST神山智洋の初単独主演舞台「LUNGS(ラングス)」の公開ゲネプロ・取材会が、12月5日に東京グローブ座にて行われた。日本初上演となる本作で神山は、奥村佳恵と共に二人芝居に初挑戦しており、第6回小田島雄志翻訳戯曲賞、文化庁芸術祭優秀賞、第64回岸田國士戯曲賞などを受賞している谷賢一が、二人の会話劇を演出する。取材会では、神山、奥村、谷が本作への思い、公演の舞台裏などを語った。

「LUNGS」は、舞台セットや音響、照明などに頼らず、二人の俳優、演出家をはじめとするクリエーションチームの想像力、観客の想像力のもとに創り上げられる作品。2011年の初演以降、世界中で上演され続けており、2019年には作者ダンカン・マクミランがさらに戯曲をブラッシュアップし、ロンドンのオールドヴィック・シアターにて、マット・スミス、クレア・フォイというキャストにより上演された。

神山智洋「皆さまに何か届けられるものを…」


パワフルな演技を見せたばかりとは思えない穏やかな笑顔で、神山と奥村が谷と共に舞台上に登場。神山は「この舞台ができることの喜びや、誇らしさをかみ締めながら今日のゲネプロもやらせていただきました。全23公演を見てくださった皆さまに何か届けられるものを、考えさせてあげられるきっかけをたくさん与えられたらと思っております」と力強くあいさつ。

奥村は「どんどん振れ幅が大きくなっていっている感じがあって、振り落とされないようにしないといけないんですけれど、神山さんがどっしりと安定感と安心感をもたらしてくださっているので、私は大暴れできたらいいなと思っています(笑)」と笑顔で語った。

また、演出を務める谷が「夜の(公演の)前にちゃんとダメ出しをしようと思っていて…」と明かすと、神山が爆笑する場面も。続けて、「今日のゲネプロと本番でもきっとまだ伸びしろがあると思いますから、まだ完成とは思わずにしっかり最後の仕上げを頑張ろうと思っております」と、谷は意気込みを見せた。