——現在では、2.5次元舞台作品の映画化や、2.5次元系役者の出演するドラマが次々と映画化されています。このムーブメントについて、お2人が何か感じることはありますか?
陳内:アニメや漫画は、もともと日本人が世界に誇るサブカルチャー。その舞台化が数年前から一般的に認知され、多くの人に愛されるようになりました。映画やラジオ、CDや舞台などのいろんなメディアミックスも、近年さらに展開されるようになりました。だから、なるべくしてなったタイミングに、僕らがたまたま出られているんだなと。2.5次元舞台は、アニメや漫画と同じく、世界に誇っていい文化だと以前よりさらに強く思えています。すてきな流れですよね。
横田:すてきな流れですよね。一方で、「このムーブメントに甘えてはいけないな」と、僕個人は感じています。原作の人気のおかげで、いろんな方が見に来てくださいますが、そこに甘えて芝居を怠ってはいけない。しかも今回は映画化といういい機会を与えてもらえたのだから、この映画で初めて“エーステ”に触れる人にも舞台に来てもらえるよう、もっと努力して表現力を上げていかなきゃいけないなと感じています。
——“エームビ”は、全国各地の人が“エーステ”に触れられるいい機会ですね。
横田:これまで、“エーステ” の生の舞台を見てきてくださった方も、そうでない方も、絶対に楽しめる作品になりました。この映画を見て「この人が推しだったけど、あの人も好きになった」と思ってもらえたらいいなと。ぜひ映画館に来て、僕たちが作った“エーステ”という作品を楽しんでください!
陳内:今回は映像で見せるお芝居だから、僕個人は別ものとして挑みました。皇 天馬が映像俳優だということを、陳内 将の体を通して監督に感じてもらえたら幸せです。“エーステ”から監督として応援してくれているあなたも、“エームビ”で初めて監督になってくれたあなたも、いろんな角度で思いを馳せていただければうれしいです!
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