「もう中学生のおグッズ!」自由すぎるボケ&止まらないツッコミに感じる“心地よさ”の正体

2021/12/03 11:00 配信

バラエティー コラム 連載

もう中学生※画像はWEBザテレビジョン タレントデータベースより

10月から始まった、もう中学生の冠番組「もう中学生のおグッズ!」(テレビ朝日系)を、皆さんもうご覧になっただろうか。

まだ見たことがない人のために、11月23日放送回のオープニングがこんな感じだったとお伝えしたい。場所はどこかの会議室。もう中学生が段ボールで作ったジャガイモから顔を出し、タイトルコールもそこそこに、カメラに向けて1人でのんびり話し始める。

「ジャガイモ。僕いつもこう、水道で土落とすたびに思うのは、なんかこう、川で洗いたいなと思うのよ。う~ん。やっぱなんか、川で洗ったほうがね、だって向こうから流水で来るわけだから。ま、当然安全な場所で皆さん洗ってください。流水で来るわけだから、砂も流れるわ、自分で土の所を手で落っことすわ。もしも僕がね、本の帯を書くとしたら、『おジャガは川で洗え』。書きたいねぇ」

このトーク、その日の番組内容とまったく関係ない。ジャガイモは洗わないし川にも行かない。20分番組なのに半分をオープニングに費やすこともある。自由。とにかく自由にもう中学生に振る舞ってもらう番組、それが「もう中学生のおグッズ!」である。