【試写室】「人は見た目が100パーセント」桐谷美玲の意外な姿に爆笑

2017/04/13 05:00 配信

ドラマ

「人は見た目が100パーセント」で“リケジョ”を演じる水川あさみ、桐谷美玲、ブルゾンちえみ(左から)

「第一印象は15秒で決まる」と言われることがよくある。特に就職活動を経験してきた人なら、面接は入室から着席までが大事だから、と口を酸っぱくして言われてきたことだろう。

かくいう私は、第一印象が大体悪い。顔色も悪い、いや、そもそも顔が悪い。どうせ悪いなら…と、悪ぶってコンビニ前で某シャリシャリ系アイスを食べながら何時間も過ごしたことは…全くない。

何が言いたいかというと、こんな顔面コンプレックスの塊のような人間としては、できれば避けて通りたいような挑発的なタイトルのドラマ「人は見た目が100パーセント」が、4月13日(木)夜10時にスタートするということだ。

各局で放送されているドラマやバラエティー、アニメなどを事前に完成DVDを見て、独断と偏見とジョークに満ちたレビューで番組の魅力を紹介する、WEBサイト・ザテレビジョン流「試写室」。今回は、桐谷美玲が主演を務める「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)を取り上げる。

同作は、製紙会社に勤務する真面目で見た目はさえない研究員・純(桐谷)が、研究室の同僚女子、満子(水川あさみ)と聖良(ブルゾンちえみ)と流行のメーク、ファッション、美容などの「美の特別研究」を始めるラブコメディー。

八王子製紙で製紙素材の分析をする“リケジョ”の研究員・純は、子どもころからファッションやメークに興味がなく、いつしか周りの女子から置いていかれてしまった、自分に自信がない地味な女性。

ある日、純や研究員仲間の満子、聖良らが所属する第3研究室が、大手化粧品メーカー・クレエラジャパンに吸収されることが発表される。クレエラ社は、丸の内にオフィスを構え、1階には榊(成田凌)らイケメン美容師がそろった人気美容室もある、これまでの純の人生とは無縁の、おしゃれな世界にある会社だった。

クレエラ社は、純らが研究しているセルロースナノファイバーの高い保湿効果に注目し、新しいファンデーションの開発に応用したいらしい。

顔合わせを兼ねたクレエラ社の新年会に出席した純らは、その華やかさに圧倒される。おまけに純は、くじ引きでクレエラ社の人気化粧品が当たったものの、使い方すら分からず、ステージ上で大恥をかいてしまう。

クレエラ社で統括マネジャーを務める松浦(室井滋)と共に、冷ややかな目でその姿を見ていた丸の内研究センター長・國木田(鈴木浩介)は、そんな純に「これからはもう少し身なりに気を使った方がいいんじゃないですか? “人は見た目が100パーセント”なのですから」と言い放つ。

困り果てた純、満子、聖良は今まで知らなかったビューティーについて学んでスキルアップを図ろうと決意し、流行のメークについて研究を始める。苦労の末、“うさぎ顔メーク”を完成させた純らは、同僚研究員の丸尾(町田啓太)、三沢(堤下敦)の前に立つ…というのが第1話のストーリーだ。