ラストのライブパートは、この日が初生披露となる「Cardio」。全身全霊のパフォーマンスで全員が汗だくの中、「A」の活動曲「Rocketeer」で本編は終了。
手拍子と鮮やかなペンライトの光に迎えられ、Tシャツ姿の11人がアンコールに元気に登場すると、「僕たちの原点。この曲のおかげで皆さんの元に羽ばたくことができた」と許豊凡が言う「PRODUCE101―」テーマ曲「Let Me Fly～その未来へ～」を最後に披露。
そして「幸せと思える瞬間がまた更新された。一生幸せにする」（池崎理人）、「夢がかなって本当に幸せな時間でした」（佐野雄大）など、各人のあいさつで初公演の幕は閉じた。
この初回公演ではまだ緊張があったようだが、4回目の最終公演アンコールでは、やり終えた安心感からか、泣き虫・松田迅からせきを切ったように涙の連鎖が続いた。初回公演からずっと「泣きそう」と言っていた最年長・西洸人の感涙を見て涙する藤牧という感動のシーンも。まだ何色にも染まっていない美しさを見せてくれた彼らが、これからどんな色になっていくのか、楽しみだ。
取材・文＝坂本ゆかり
※池崎理人の「崎」はタツサキ、高塚大夢の「高」は「はしご高」が正式表記
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