岡田将生が明かす、“愛される”キャラクターの作り方「僕がまずその役を愛さないと自分の心が動かない」

2021/12/09 07:05 配信

映画 インタビュー

「この衣装で出て行っていいのか何回か確認したんです(笑)」

聖地X(C)2021「聖地X」製作委員会

――なるほど。でも、最後の方の青いスーツは強烈でしたね(笑)。

僕も「何でこんな大事な場面で青い衣装を着ているんだろう?」と思って、「この衣装で出て行って、本当に大丈夫ですか?」って何回か確認したんです(笑)。でもあれは、川口さんと薬丸くんとの衣装の兼ね合いで、青、赤、白の韓国カラーになっているということが判明して。それは入江監督の韓国へのリスペクトももちろんあるんですけど、同時に難解な話ではあるものの、気軽に見てもらいたいという気持ちも含まれているのかなと思いました。

――そんな入江悠監督ならではの現場感はありましたか?

大事なところで押し切るパワーを持っているなと。絶対に折れないんです。撮影中、監督が折れる瞬間が見えたりすると、僕たち演者側にも意外とダメージがあるんです。でも、入江さんは全くなくて、常に「岡田くん、行くよ!」みたいな感じで、パワーが溢れていて(笑)。「よし、頑張って撮ろう!」とか「今日はとことんやってやろう!」とか、そういうことを思わせてくださる監督です。

特に最後のアクションのシーンを撮っているときに、入江さんの強さを感じましたね。韓国は撮影の時間が決まっているので、それをオーバーしてしまうことは基本的にダメなんですけど、あのシーンはどうしてもその日に撮るしかなくて。監督の力のみで押し切ったあの現場は、未だに鮮明に覚えています(笑)。僕たちは監督に付いていくものだと思っているので、とても頼もしかったです。

――岡田さん的には、今回の撮影で一番大変だったシーンは?

海で滋に「妹と離婚しろ!」と突きつけるシーンですね。撮影時間の長さ的にもそうですし、体力的にも…。薬丸くんもですけど、泥の中でずっと撮影していたので、足がとられて、中々上手く立てなかったりしたんですよ。お芝居的なパワーもものすごく必要で、一番体力を削られたシーンでしたね。

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