上沼恵美子が司会を務め、2022年4月1日(金)に最終回を迎える料理番組「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(毎週月～金曜昼1:30-1:45、テレビ朝日系)の最終収録が、1月19日に大阪・ABCテレビ本社で行われた。番組27年の歴史に幕を閉じる収録後、スタッフや先生方から感謝の言葉や記念の花束などを贈られ、上沼は「私の人生で、この『おしゃべりクッキング』に関わらせていただいたことは誇りでございます。ありがとうございました！」と晴れやかな笑顔を見せた。
1995年4月3日にスタートした同番組は、司会の上沼がゲストを迎え、週替わりのテーマで日々の献立に役立つ料理を紹介。辻調理師専門学校の先生がプロのコツを交えて教える分かりやすいレシピと、上沼の軽妙なトークが視聴者から好評を博してきた。
1月19日は、番組最後の1週間となる3月28日(月)〜4月1日(金)放送分を収録。「ありがとうの一皿」をテーマに、過去に出演していた歴代の先生がゲストとして登場。現レギュラーの三代目の先生(日本料理：岡本健二先生、中国料理：石川智之先生、西洋料理：小池浩司先生)が、感謝を込めたとっておきのメニューを日替わりで調理した。
収録冒頭、上沼は「最後の1週間です」とかみ締めるようにカメラに語り掛け、感慨深げな表情を見せたものの、以降はいつもの雰囲気で番組を進行。偉大な先輩たちに見守られながら料理を作るとあって緊張をにじませる三代目の先生方を「やっぱり気合いの入れ方が違いますよね？」「プレッシャーでしょ？」とからかう場面も。
そして、久々の再会となる歴代の先生と思い出トークを繰り広げたりと、終始和やかなムードで収録が行われた。