小松準弥&加藤将はゴールデンレトリバー? 舞台版「桜蘭高校ホスト部」“似た者同士”クロストーク

2021/12/09 20:30 配信

2.5次元 インタビュー

小松準弥(写真右)と加藤将(写真左)撮影=中村ナリコ

皆さんをステキな“ホスト部”に招待します!


――お2人から見た原作の魅力というのは?

小松:最初は“ホスト部”の日常を覗いている感覚で楽しんでいましたが、それぞれのバックボーンが描かれていくにつれて、各キャラクターに注目するようになっていって。ギャグ要素はありつつ、後半になるとドラマ性が増していきますよね。桜蘭学院に通う生徒はハルヒを除いてみんなお金持ちですが、共感できる悩みを抱えていて。人生のヒントになるような言葉や行動が描かれているので、そこがすごく魅力的です。少女漫画ですが、男性もぜひ読んでほしいですよね。

加藤:当時学生だった僕がアニメを見て思ったことは、「大人が見ても楽しいだろうな」でした。学生の頃って、ちょっと大人びた作品を好きになったりするんです。でも「ホスト部」は学園モノながらとても楽しく見られたので、どんな世代からも愛される作品だなと思いました。

小松:リアルタイムで見ていた将くんがうらやましいよ。学生時代に見たときの印象と、大人になった今の感想は違うだろうし。そうやって比べられるのはいいよね。

――それでは最後に、歌劇『桜蘭高校ホスト部』へ向けた意気込みをお願いします!

加藤:たくさんの方から愛されている作品に出演することはプレッシャーでもあり、楽しみでもあります。「桜蘭高校ホスト部」がミュージカルになったら、一体どうなるんでしょうね? 皆さんも「早く見たいな」とウズウズしながら年越ししてください(笑)。ステキな“ホスト部”に皆さんを招待したいと思っています。お楽しみに!

小松:漫画からアニメ化やドラマ化されてきた「桜蘭高校ホスト部」ですが、舞台だからこそ、そして歌があるからこそ表現できることも必ずあると思います。皆さんに「『ホスト部』にはこういう魅力もあるんだ」と感じてもらえたらうれしいです。原作へのリスペクトを大切にしつつ、さらに魅力が増すようにしっかり稽古して臨むつもりなので、歌劇『桜蘭高校ホスト部』を楽しみにしていただけたらうれしいです!

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